30 高知城現存天守 そのライトアップ
高知城の堀端に来た。
ぼんぼりは、さくらまつりではなく、幕末維新博のものだ。
明治維新から150年。志士たちの活躍は、歴史に語り継がれるとともに、必要な観光資源となっている。ご先祖に飯を食わせてもらう。これが観光立国日本である。
重要文化財の追手門が見えてきた。
追手門は、大手門のことで、同じく山内氏が城主だった掛川城もだけど、ほかには日本一のさくらまつりで有名な、弘前城も追手門と言っている。
高知城の夜景随一の撮影スポットは、このアングルだろう。
昼なら、追手門に引っ掛けて天守を縦に撮り下ろすアングルが無敵だが、夜ならお堀に映る建造物の美しさが際立って華麗さを演出している。
まだ完全に暗くなりきっていない空に、月が高く登っている。
板垣退助と天守のライトアップ。
山内一豊、千代といった城主系の像が城内にあるが、この退助の像は、天守と一緒に撮ることができる。
月齢4.6(らしい)月が浮かぶ。
乱視だから、ちゃんと見てると滲んでダブる。視力は両側遠近1.5(時々下がる)なのだが、乱視なのは花粉症で子供の頃ごしごし目を掻きすぎたからかもしれないと、ずっと後悔している。
そんなに大きいな、という印象は無いけど、ライトアップされた高知城は存在感がある。観る角度によって、どっしりしていたり、スマートに観えたりと、飽きさせないお城だ。
詰門は、重要文化財。
高知城は、意外に知られていないが15件もの重要文化財建造物を有し、本丸は日本で唯一、完存している。
志国高知!
幕末維新博のぼんぼりと撮れるのは期間中だけですな( ◠‿◠ )
こうしてみると、凄い遠くからお城を照らしているんだなぁと感心する。
高知城のライトアップは、毎日日没から22時まで。
以下余談。
いつも悩むのは、城のライトアップ(とか花火とか)を観るのと、ご飯を食べるタイミング。
街に出てご飯食べてゆっくりしちゃうと、うっかりライトアップ時間が過ぎて真っ暗になっちゃったりするし、ライトアップじっくり観ちゃうと、ご飯のタイミングを逃し、お店も閉まっちゃったりする心配もあるし、酒でも飲んじゃうと、もういいや、ってなってライトアップどころじゃなくなって宿でバタンキューになるし、、、特に夏場は日も長いから、7時でも明るかったりするとご飯どうすんだよってなるし、困るのよね。
今回は、30分ほどライトアップを巡って、それからご飯を食べに行ったのです。
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