3 阿波国一宮 大麻比古神社

阿波国一宮・大麻比古神社に来た。
まだ初日の6:20である。

阿波国一宮 大麻比古神社

足の長い狛犬が何匹かいた。
モデル体型だ。

大麻比古神社 足の長い狛犬

参道のど真ん中に素晴らしく立派な御神木・楠が立っている。
樹齢は1000年を超えるらしい。

大麻比古神社御神木 楠

御祭神は大麻比古と猿田彦。

伝承によれば、神武天皇の御代に天太玉命(アメノフトダマ)の孫である天富命(アメノトミ)が忌部氏の祖とともに阿波に移り住み、麻や楮(こうぞ)を植え、麻布木綿を生産し、この地に富をもたらしたという。

大麻比古神社 鳴門市指定 天然記念物 楠

彼らは阿波国の守護神として、天太玉を祀った。天太玉は、大麻比古の別名である。
大麻比古は、オオアサヒコと読む。たいまではない。

地元では古くから「おわさはん」と呼び親しまれている。はん、だなんて、さすが四国とはいえ機内に近い土地柄だなぁと思うのだ。

猿田彦は元々大麻山に祀られており、後に合祀されたと考えられている。道案内の神様だ。
この二柱が揃って、はじめて「大麻比古神社」と称するようになったのかもしれない。

本殿にお参りする。
大麻比古は元々は占い、祭祀の神様だ。神話の天岩戸のくだりで、アマテラスを岩戸から出すための策を、成功するかどうか占ったのが、この天太玉(大麻比古)であった。

今は方除け、厄除け、交通安全、安産のご利益があるという。安産の理由がよくわからないけど、ちょうど嫁さんも身重なのでお願いをした。ご縁ですなぁ。

大麻比古神社 本殿

7年前の旅で立ち寄った道の駅 第九の里にほど近い。第九の里には坂東俘虜収容所の史跡があり、この大麻比古神社には、収容された捕虜たちが造ったという、メガネ橋とドイツ橋が残っている。

大麻比古神社 心願の鏡池

彼らは大正6年から9年までこの地で過ごし、散策(捕虜であるが地域の人々との交流は良好だったという)がてら、記念に境内に池を掘って、このミニチュアのメガネ橋を架けたのだという。

大麻比古神社 心願の鏡池 メガネ橋

その先の小谷にもドイツ橋が架かっている。神社としては、こういった遺跡があるのは極めて珍しい。よほど、当地の人々とドイツ人捕虜との友情は深かったのだろう。

大麻比古神社 ドイツ橋

遠い異国の地で祖国を偲びながら造ったのだろう。
神社の神域にある洋風の不思議な橋は、この地域に生きた人々と、祖国を遠く離れた捕虜たちの友情の架け橋だったのである!

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