25 えびす洞温泉ホテル 白い燈台
5日目の宿・えびす洞温泉ホテル 白い燈台に着いた。
名前で思わず海辺のモーテルみたいのを連想してしまうが、れっきとした温泉ホテルである。
部屋は、4人の部屋にしておいたが、空きがあるからか2部屋割り振ってくれて、広々と使うことができた。温泉は、日帰りもできるみたいだった。
部屋に入ってあなびっくり。
なんて絶景!
全室オーシャンビューなんですと。素晴らしい!
ちょっとゆったりしてから夕食。
シマアジの舟盛り。豪勢ですな。
阿波牛だったかなぁ。
ともかく美味しかった。そういう思い出だけがある。
夕食会場の「グリル漁火」は開放的なオーシャンビューで、暮れていく日和佐の大浜海岸を眺めながら優雅な気分で食事を楽しむことができた。
それにしても、おばちゃん二人もなかなかタフだ。6日の長丁場の旅、しかも真夏に男二人が好き勝手組んだ城めぐり中心の旅程についてくるとか。食欲も衰え知らずで何より。長生きしてくださいね\(^o^)/
フロントで、あることを聞かれる。
「夜中でも起こしますか?」
そう。ウミガメが大浜海岸に現れたら、見に行くために起こしてくれるというのだ。
もちろんお願いして、期待に胸を躍らせながら床に就いた。
6日目 2010年8月6日(金)4:58
あえて詩的な言い方をすれば、波の砕け散る音で目を覚ました。ということになろうか。波の音は夜ごと響いて心地よかったが、起きるときは不思議とその優しさにゆったり揺り起こされるような感じだった。
かめは・・・来なかったのか。
上の写真を見ればわかるけど、平成の最初の頃は100とか200とかざらにきていたが、この頃はとんと減ってしまったようだ。
さすがにまだ海はうす暗かったけど、すでに朝の気配は水平線に満ちていた。
ぼーっと、海を眺める。親父は寝ている。
やがて気付く。
日の出は海からじゃない(苦笑)
山の脇から朝は始まった。
この宿から、海から登る(といっても和歌山県だが)日の出を見ることができる時期は、1~2月くらいのようだ。
なんにしても、雄大な景色なことに変わりなく、親父を無理矢理叩き起こしながら何枚も下手くそな写真を乱発した。
展望露天風呂は最高だった。高所にあるくせに、太平洋に浸かってるような感じすらする、絶景の露天風呂。かーーー!いい!!
展望テラスも絶景に変わりなし!
でも下、怖!
朝ご飯を食べ、すっかり日中になった。
大浜海岸に行ってみよう。
部屋。
下までガラス張りなので、カーテンさえ開けたら寝っ転がりながらでも海が見えるのだ。
日和佐城の天守付近から。
ほんと、すげーところに建てたもんだ。
思った。
2017年の白い燈台の外壁は白くなっているんじゃないか。
調べていて気付いたが、当時は水色だった。と思う……
とりあえず、2017.02.26(日)、ホテルのFacebookのページに全人類最初の「いいね!」を付けておいた。
白いホテルに灯がつき、沖に漁火の見える頃、ホテルはまぎれもなく「白い燈台」になった。
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