13 国宝・瑞龍寺

あちゃ~、また逆光の時間帯だ~
と、漫画のセリフのように思ったのは、国宝瑞龍寺に到着した瞬間だった。
偶然にも、前回2008年8月2日の到着時刻は14:30。今回も全く同時刻。14時30分だ。

曹洞宗高岡山瑞龍寺は、加賀二代藩主前田利長の菩提を弔うため、三代利常によって建立された寺院だ(パンフのまんま……)。

境内入口にたたずむ旧法堂鬼瓦がカッコいい!

瑞龍寺法堂 鬼瓦

あぁ~逆光。もぉ~逆光。
悔しがりながら少しでも青空をと、横にずれて撮ってみる。案外いけるかも。

総門は重要文化財。薬医門で、正保年間の建立だそうな。

瑞龍寺総門 重文

総門の先には山門だ。
綺麗に敷き詰められた砂利。右手の大庫裏は改修工事中。

瑞龍寺山門 国宝

山門は近づくほどに立派で荘厳だ。
正保2(1645)年建立。万治年間に移築され、延享3(1746)年に焼失。文政3(1820)年に竣工した山門が今に残り、国宝に指定されている。

高岡山 瑞龍寺 国宝山門

左右には金剛力士像。楼上には釈迦如来、十六羅漢をまつる。豪華な顔ぶれだ!

高岡山瑞龍寺

そして高岡山瑞龍寺の伽藍の最高峰は国宝の仏殿である。
鎌倉時代に広まった中国の寺院建築を模した瑞龍寺の伽藍。総門、山門、仏殿、法堂が直線状に配され、左右には禅堂と大庫裏が置かれ、回廊で四周を結んでいる。これらは伝説的な名匠・山上善右衛門嘉広の手によるもので、仏殿はその中でも一番の力作といえる。

国宝瑞龍寺仏殿

総欅造り。屋根は鉛板葺きだが、このような様式は金沢城の重要文化財・石川門と、この仏殿以外に例がない。

境内は総天然芝で、真夏の暑さをより一層ムッと蒸らせるようなエネルギーを沸き立たせている。ツートンカラーなのがニクイ。

瑞龍寺山門と芝

法堂もまた、国宝である。明暦年間竣工。
境内第一の大建築で、総桧造り。前田利長の位牌が安置されている。

瑞龍寺法堂 国宝

重要文化財の大茶堂は、全国に他一件しか類例のない貴重な建築物らしいが、それがどこに存在しているかまでは、突き止めることができなかった。防火対策がなされた貴重な建築。大勢集まって会合などが開かれたのであろう。

瑞龍寺大茶堂 重文

禅宗寺院最古の回廊は、重要文化財に指定されている。
周囲300mと長大で、単調であるが、歩いていると、壮大な時間軸の中を歩いているような不思議な感覚になってくる。

瑞龍寺廻廊 重文

回廊の外側の隅には、織田信長とその側室、織田信忠、前田利家、前田利長の石廟がある。これもなかなか瑞龍寺には異色な雰囲気で、人気も少なく、静かに安置されている。富山県指定文化財だ。

瑞龍寺石廟

こちらは2008年の撮影。
今考えるとよく中まで覗き込んで撮ったなぁ・・・

瑞龍寺 織田信長公霊廟

国宝三件、重文五件の、堂々たる現存伽藍である。


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