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44 肥前国一宮・與止日女神社の大雨

肥前・・・今の佐賀県のほとんどだ。
日本全国六十余州と江戸っぽい言い方があるが、これは肥前とか、肥後とか、相模とか、旧国名のことを言う。

その国の一番格式の高い神様が鎮座する神社を「一宮」という。
肥前佐賀には、一宮が二つある。
インチキではない。もっとある所もある。日本らしくて良いじゃない。

佐賀の一宮のひとつは
「與止日女神社」
という。1500年近い歴史がある(2014年で1450年)。
嘉瀬川に沿って社域があり、その上流にある巨石群を御神体としているという。
鳥居の傍らにさりげなくある猿田彦大神PRが訝しい。

肥前一宮 與止日女神社

すさまじい大雨に、鯉のぼりもだるーんとしてしまっている。
真上を向き、太陽に焦がれているのだろうか。昨日までの晴天がまったく嘘のように、雨はまったく弱まる気配もない。

嘉瀬川 鯉のぼり

御祭神は、與止日女(よどひめ)命。
聞き慣れない神様だが、この旅の途中、唐津方面で何回も出くわした、三韓征伐の神功皇后の妹さんだという。

與止日女神社鳥居

よく淀姫と書くが、本来は與止日女が正しく、ほかに豊姫といったりもする。豊姫であれば、これは竜宮城の乙姫様だということになるらしい。

歴史ある大楠。
佐賀という土地の名は、日本武尊が巡幸した際、樟(クスノキ・楠)が生い茂っているのを見て、
「此の国は栄の国と謂うべし」
と感歎したという。栄の国が佐嘉の国となり、今の佐賀という地名に繋がっているのだ。

與止日女神社大楠

神話に繋がる男根の逸話もある。金精さん。性の神様でございます。
神功皇后が三韓征伐の際、この地に留まった妹の與止日女がこの男根の形をした自然石に肌を触れて子宝を願ったところ、たちどころに玉のような白い子を授かったという。

河上神社金精さん

別にいやらしい想像するわけではないが、「肌を触れて」というのはいかにも想像力を掻き立てられてしまう。昔の人の方が性に関しては奔放だったんだから、それくらいあり得ると思うのだ。
何にしても、そんな伝説を大真面目に伝えているのが、この国の美しさだと思うのだ。思うのだよ。

肥前国一宮・與止日女神社

與止日女さまにあやかって、子宝のご利益をお願いし、境内を散策してみる。

佐賀県の重要文化財に指定されている西門。
室町期の創建だという。楠を柱の材料としている。火災など、幾度か消失の恐れもあったが、その都度大切に守られ、現代にその姿を繋げている。

與止日女神社 西門

古い古い神様を、大切に大切に護って、ずっと繋がっている。
神話から、現代まで、これは奇跡だ。

雨、やまねぇよなぁ。


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テーマ : 神社・仏閣巡り
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