スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

29 伊万里焼の町 伊万里を歩く

とにもかくにも伊万里は伊万里焼の町だった。
夜と早朝の散策。いたるところに伊万里焼があった。

伊万里の主要駅は、JRと松浦鉄道(MR)が共用している。

いまり 伊万里駅

JRもMRも、一両編成だ。
明るくも人気の少ないホームには、それぞれ西唐津行き

・・・

JR九州 伊万里駅 西唐津行き

あー、MRのはわからないな。ちゃんと調べないと・・・
うーん。多分、松浦行きでしょうか。

松浦鉄道伊万里駅

伊万里駅は、JRとMRが道路を跨いでお隣さんになっていて、歩道橋でつながっている。
22:00前だが、塾かなんかの終わりの時間なのか、若者が幾人か歩いていた。
静かな伊万里の日曜の夜。

伊万里駅夜景

マックスバリュ伊万里駅前店にて、地酒カップとつまみのうまい棒を購入し、二日目の夜もまた、酔っ払いで更け行くのであった。


3日目 2016.05.02(月)5:40

実質2日目な3日目。
恒例の朝めぐり。
ビジネスホテル新天2010から、伊萬里神社や伊万里城跡方面を目指す。

佐賀県立伊万里高等女学校之跡

遠目から見ても凄まじくエレガントな建築物は結婚式場
ロイヤルチェスター 伊万里
外観は横浜元町のエクセレントコーストを凌駕してるな・・・

ロイヤルチェスター 伊万里

歩く朝の伊万里。
鍋島藩窯絵図が道行く建物に描かれていた。

鍋島藩窯絵図 伊万里

伊万里焼の町らしく、伊万里焼のオブジェがそこかしこに散りばめられている。
素敵な感じだ。

これは
夫婦鶏像。
この像が設置されている幸橋を渡って、この先の伊萬里神社(後述)に参拝すると、夫婦円満になるといわれている。

夫婦鶏像 伊万里

こちらは
伊万里色絵碁盤乗唐子座像。かっけーネーミングだ。
唐子は中国の子供のことで、碁盤にあぐらをかいて、宝珠を握っている。

伊万里色絵碁盤乗唐子座像 伊万里

また、江戸時代に流行した「碁盤人形」つまり碁盤の上で操り人形を躍らせるお座敷芸をモチーフにしたとも、七五三の「着袴の儀」をモチーフにしたとも言われる。
欧州に人気が高かったらしい。


伊万里色絵菊梅文壺。
欧州では、古伊万里は食器としてだけではなく、壁面などを彩る装飾としても珍重されていたという。

伊万里色絵菊梅文壺(燭台仕立) 伊万里

伊万里の港・伊萬里津には、様々な文化が行き来したのだろう。
鉄道が栄える以前、いわゆる有田焼・伊万里焼に区別は無く、総じて伊万里焼と呼ばれた。
これは、伊万里の港から出荷されるからであった。

では伊万里焼の始まりはいつか。これが面白くて、実は秀吉の「唐入り」の副産物だったのだ。
元々、磁器は古代(それこそ紀元前)から中国が得意とした焼き物で、日本では陶器が一般的だった。
秀吉の唐入り(明への侵攻)の前線となった朝鮮半島から、多くの陶工が日本へやってきた。やってきたというと聞こえはいいが、多分連れ去られたりとか、亡命してきたりとか、鍋島藩に雇われたのか、わからないけど色々あって日本に来たはずである。

つまり戦争が新しい文化を生んだ。朝鮮から来た李参平という陶工は、有田で磁器を作れる磁土を発見し、磁器製造を始めた。これが伊万里焼の最初だ。

ちなみに、陶器と磁器の違いは、凄まじく大雑把に言うと土(陶器)と石(磁器)である。
陶器は、萩焼や唐津焼などがそれにあたり、土の温もりを感じる自然な仕上がりの模様になる。磁器は透明性が高く、無機質といえそうな、模様の無い白地のような仕上がりになる。つまり磁器には絵が描ける。

町のいたるところに伊万里焼のオブジェやプレートが色とりどりに設置されているのは、磁器の特徴を活かしたものだったのだ。

伊萬里津からくり時計

さすがにこれは伊万里焼じゃないよな^^;
伊万里牛のPR地面。というのか。。。

伊万里牛プレート

駅前の商店街には伊万里牛が飛び出してw

伊万里駅前商店街

古伊万里人形。こうした芸術性も、磁器特有のものなのだろう。

古伊万里人形 伊万里

近代になって、伊万里の辺りで焼かれた磁器を伊万里焼。有田の辺りで焼かれた磁器を有田焼。山一つ隔てた長崎の波佐見焼なんかも同じだ。

伊万里駅 JR九州 松浦鉄道

そこらじゅうに伊万里焼。
それが伊万里の町歩きの楽しさである。

躍動 伊万里



関連記事

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ぬたーむ

Author:ぬたーむ

日本全国を巡ってます!
ひとつひとつの旅がつながりあって、いつか一本の壮大な物語になる!!
かもしれない☆
ブログはつれづれ、旅はガチ、歴史はぼちぼち
そんな毎日でありたいなw

★旅行ガイド専門サイト★
『たびねす』『itta』
に記事を寄稿してます☆
『たびねす』ではポイントを絞ってご紹介!
『itta』ではドタバタ道中も一緒くたの旅栞!
ぜひ見に来てね!

あとツイッターも…
『旅景より』


ぜひitteね(*´з`)

旅行メディア「itta」



カウンター


総記事数:

ランキング
最新コメント
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
もろもろ!
あの旅この旅
旅日記の一覧
カテゴリ & ブログ内検索
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
月別アーカイブ
全ての記事を表示する
全ての記事を一気読み☆

※全記事一覧※

QRコード
QR
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。