4 鏡山② 虹の松原の絶景と松浦佐用姫伝説

鏡山神社に参拝し、駐車場方面へ戻る。

大きな池がある。
蛇池と言う。
二ホンヒキガエルが棲息する。
蛇池にいる蛙。なんだか不思議な感じだ。

鏡山 二ホンヒキガエル

ドライブイン鏡山の右手の遊歩道へ。
260mで西展望台と通称される、鏡山展望台に着く。

ドライブイン鏡山

ドライブイン鏡山。前回の時も夕方&夜の来訪で閉まっていたが、今回もまた、早朝のため閉まっていた…
他にも、唐津焼の店もある。もちろん開店前だ。

ドライブイン鏡山のトイレ。さすが唐への港・唐津だけあって、素晴らしくバイリンガル。

鏡山 超バイリンガルトイレ

蛇池は、鶴翼の陣を張るように駐車場を包み込んでいる。
2009年はやけに急いで通ったから、どんな感じだったか全然覚えていない。
ただ、暗くて怖かったから三脚を持ちながら急ぎ足で歩いていたら、すれ違ったカップルにびっくりされたのは覚えている。

鏡山 蛇池

林の中を抜けてゆくと

鏡山展望台への遊歩道

ガーン!!

鏡山展望台 2009

だったのは、2009年8月2日(日)のこと。
旅の、いの一番で鏡山まで来て、いきなり濃霧とはこれいかに。
しかも駐車場でデジカメケースのカラビナ部分ぶっ壊してるんだから、どうにも幸先が悪かったなぁ。。。

で。
今回2016年5月1日(日)6:00 は、快晴!!
鏡山展望台は、2014.03.08(土)に、新たに張り出しの展望所が完成し、より眺望が良くなった。
と、唐津市議会議員のブログに載っていた。

写真でいう所の、人が何人かいるところが、2009年時点では存在しなかった展望所で、その手前に二階建ての展望台が元々あったのだ(隅っこが写ってるでしょ)。

玄海国定公園 鏡山展望台

約270度と言われる鏡山展望台。
数人、若者がたむろっている。
唐津駅にいた若者と同一だろうか。
なんにしても、ここは彼らの町だ。
観光客は、やはり地元の人たちには気を使うべきであろう。
彼らには彼らの人生があり、青春がある。その中に、観光客に邪険にされたなどという、つまらない思い出は全く必要ないのだ。

邪魔にならないように、しずしずと撮影に没頭。

まずは、左端から。
ボートレースからつが正面に見える。流れている川は松浦川。

鏡山展望台 ボートレースからつ方面

続いて、正面左手。
唐津方面。
正面の松原は、虹の松原。
日本三大松原であり、国の特別名勝に指定されている。

鏡山展望台 虹の松原 唐津方面

唐津藩主の寺沢広高が、新田開発をし、防風林・防砂林としてクロマツを植えたのが、虹の松原の始まり。
真中に見えているのは、宝島で有名になった高島。

唐津城の全体が、手に取るように遠望できる。

鏡山展望台 唐津城遠望

虹の松原、唐津城、高島は、別の稿でまたじっくり取り上げる。

正面に虹の松原駅を見据え、右手は浜崎駅方面。
遠くの空がもやもやしてるのは、黄砂かPM2.5の影響か・・・

鏡山展望台 虹の松原 浜崎方面

佐賀滞在の3日と少しの間、天気予報では必ずPM2.5の数値が報じられていた。
環境破壊は景観妨害でもある。

朝日が昇った。
真ん中の山は霊峰・浮嶽。筑紫富士とも言われ、福岡・佐賀の県境でもある。

鏡山展望台 浮嶽方面 朝日

2009年の夏は、昼過ぎに濃霧で残念な思いをしたので、夜に再訪し、夜景を眺めた。
19:45ごろ、花火が上がった。
唐津城のライトアップと共に、素晴らしい景色を満喫できた。

鏡山展望台 虹の松原 夜景 花火

手前の光はイオンだ。
寺沢広高が護りたかった新田は、近代化の中で姿を変えつつある。

闇に埋もれゆく虹の松原。

鏡山展望台 虹の松原 夜景

さて、展望台の少し手前に、松浦佐用姫の像が設置されている。
まつら さよひめ と読む。

日本三大悲恋
これが、松浦佐用姫の伝説である。

朝廷の命令で、朝鮮半島の任那(みまな)、百済(くだら)に出兵を命じられた大伴 狭手彦(おおともの さてひこ)は、停泊地である松浦の地で土地の豪族の娘である佐用姫と出会う。

恋仲になったふたりだったが、別れの時が来た。
狭手彦の出兵を見送る佐用姫だったが、別離の寂しさに耐えかねて、鏡山に駆け登った。
山頂から領巾(ひれ)を思い切り振り、別れの合図とするが、佐用姫はそれでも名残惜しく・・・ここから話はぶっとんでいくのだが・・・

鏡山から飛び降り、呼子沖に浮かぶ加部島まで追いかけるが、船の姿はすでに水平線の果てに消えてしまっていた。
佐用姫は悲しみに暮れ、七日七晩泣きとおし、ついに石化してしまったという。

この悲恋は、恐らく事件当時も関係各位に相当な衝撃を与えたであろうことが想像できる。
伝説が多く残り、その証拠もしっかり現代まで伝わっているのだから。
佐用姫が飛び降りたときに足跡が付いたという岩が山麓の和多田に、石化した佐用姫だとする岩が加部島の田島神社境内に、それぞれ残っている。

そして、鏡山には別名として、領巾振山(ひれふりやま)という呼び名が付いている。
銅像は、そのひれをふっている姿である。現地案内板の一つに「りれふり」と書かれたいたが、誤植だろうか…

鏡山(領巾振山) 松浦佐用姫像

それだけの執念を見せた佐用姫の銅像の表情は、伝説を意識してか、かなり衝撃的で、気が付いた瞬間背筋がゾゾゾッとし、いやな汗が一筋背なに流れたものだ。

鏡山(領巾振山) 松浦佐用姫像の恐怖

腹部には切断されたような痕もあり、夢に出も出てきそうな佇まいで、今日も明日もこの山から彼氏の帰りを待っているのだろう。

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