14 弘前をゆく④ 五重塔と禅林街

お洒落な弘前の次は、お寺な弘前だ。

弘前 金剛山最勝院

最勝院は正確には金剛山光明寺最勝院という。
総本山は京都東山の智積院。密教寺院である。

弘前 最勝院境内

さして広くはない。
かつては堂塔伽藍の立ち並ぶ仏閣であったが、明治期の神仏分離令によって規模は縮小された。

今の場所には、もともと大圓寺という寺院があったが、同じ時期に隣の町、大鰐に移転した。
その大圓寺の跡地に最勝院は移転し、同時に諸堂や現在重要文化財に指定されている五重塔を受けついだ。

東北一の美塔と称される五重塔。
最北の重文指定された五重塔でもある。

弘前 最勝院五重塔 重要文化財


最勝院から車で数分。
禅林街
という少し聞きなれない言葉であるが、弘前には他に類のない寺院配置が行われている。
禅林とは禅宗寺院のことを指すが、ここでは寺院が林立していることも禅林という名の中に含まれてもいそうだ。

弘前 禅林街

曹洞宗の寺院だけ、三十三ヶ寺が立ち並ぶ禅林街(ぜんりんがい)は弘前城の西南の抑えとして配されている。

寺町といった、寺院を防御の要衝に置く方法は北海道の松前城の寺町が印象的だったが、各地で行われていた。
禅林街のふしぎは、全て曹洞宗で統一されているという所だ。
その稀有な例を重視し、禅林街一帯は国の史跡に指定されている。

つまり弘前城の城郭の一部(長勝寺構えという)として捉えて差支えない禅林街ではあるが、その攻撃性は泰平の世に薄まり、整然と整えられた寺院の美しさだけが残った。

弘前 長勝寺三門 重要文化財

その代表的な寺院である、禅林街の突き当りにある長勝寺は、為信は除くが津軽藩歴代の菩提寺である。

弘前 長勝寺 重文・嘉元鐘、本堂

三門、銅鐘、本堂・庫裏が重要文化財に指定されている。

禅林街は観光客が多いというより、GWに故郷に帰った人々がご先祖のお墓参りにやっていきた風体だった。

県道3号線 鰺ヶ沢街道

県道3号は鰺ヶ沢街道である。
岩木山を大きく眺めつつ、弘前市から離れるのであった。
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