9 湯築城跡 ~温泉と共にある中世の名城~

3日目 2010.08.03(火)6:00

朝一で日本百名城の湯築城跡に行ってみた。
道後温泉からすぐ近くだ。

国指定史跡 湯築城跡

風早郡河野郷の豪族・河野氏の居城で、建武年間(1334年~1338年)に築城された、中世の城としては珍しい平山城である(戦国以前の城は基本的に山城)。

湯築城跡 庭園

一見しても、二見しても、何の変哲もない寂れ公園だ。

道後公園 広場

展望台からの見晴はなかなかで、松山城や市街地を眺めることができる。

湯築城跡展望台から松山市街

山には特に遺構らしい遺構は見つけられなんだ。

湯築城跡

ただ、平場ではそこそこ遺構が残っており、発掘もされていた。

城は二重の水堀がめぐらされ、地形を利用した構えになっていたであろう、当時の様子が窺える。

湯築城跡 内堀の岩盤

土坑からは備前焼、中国の陶磁器、丹波焼のすり鉢や土器などが出土しており、上述の岩肌を眺めながら一杯やったのではないだろうか。

湯築城跡 土坑

建物があったらしい場所はコンクリで区分けして、礎石のようなものも展示されていた。

湯築城跡 復元区域

庭園の池には景色を楽しむための施設の痕跡が見つかっている。
けっこう裕福だったのだろう。

湯築城跡 庭園の池

最大土坑跡。
儀式で使用したものなどのごみ溜めだったようだ。

湯築城跡 最大土坑跡

内堀と土塁。
そこまでの堅固さは感じられない。。。

湯築城跡 内堀・内堀土塁

家臣団の屋敷が復元されて、中ではサムライ達が評定を行っている。

湯築城跡 復元家臣団屋敷

河野氏は豊臣秀吉の四国征伐の際、小早川隆景に降伏し、やがて湯築城も廃城となった。

湯築城跡 にゃん猫

温泉地にある城らしく、日本最古の湯釜が置かれている。
天平勝寶年間(741-757)年間に造られたとされる。奈良時代だ。

道後温泉本館が建つまで、1150年間ずっと温泉を湧出し続けたという。

湯築城跡 愛媛県指定重要文化財 湯釜

湯釜には、神奈川の藤沢に遊行寺を開いた、踊念仏の一遍上人が彫った「南無阿弥陀仏」の6文字が刻まれているという。

今では湯釜薬師として親しまれ、温泉の守護仏として祀られている。


外堀はそれなりに幅があった。

湯築城跡 外堀

城でもあるが、栄華を誇った河野氏の御殿。
そんな印象が強い城だった。

温泉 + 城という希少な組み合わせが百名城選定の決め手なのだろうと勝手に推測したw
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