27 補陀洛山寺

ふだらくさんじ
ほだらく、とも時々記述がみられる。

個人的にはかなり好きなネーミングだ。
音程が自堕落(じだらく)に似ているからだ!!

補陀洛山寺

GWたけなわの時期にあって、ここはガラガラであった。
こここそ、補陀洛渡海発祥の寺なのだ。
その歴史的価値が認められ、世界遺産に登録されている。

ふだらく渡海の寺

説明板によると

補陀洛渡海とは
生きながらに南海の観音浄土(補陀洛浄土)をめざして行われた一種の捨身行である。
平安時代から江戸時代まで20数回にわたり、那智の海岸から当寺の住僧達が渡海した。

この渡海船は那智参詣曼荼羅をもとに平成5年南紀州新聞社社主、寺本静生氏によって復元されたもので、入母屋作りの帆船で四方に発心門、修行門、菩提門、涅槃門の殯(モガリ)の鳥居がある。

補陀洛渡海船

四つの鳥居は、それぞれ仏教の教えを現す。
発心(ほっしん)は悟りを開こうと思う心
修行は悟りを目指す行い
菩提(ぼだい)は悟りの境地
涅槃(ねはん)はすべての悩みや束縛から脱すること

鳥居は神道のものであるにも関わらず、四方の鳥居を仏教の悟りの境地としているのが如何にも日本らしい。
そして説明板中の殯(モガリ)も、古代の日本の風習で埋葬の儀式のことである。


境内は広々と、ガランとしている。
江戸期の台風で堂塔伽藍尽く滅失したのだという。

補陀洛山寺境内

補陀洛渡海を敢行した行者は20数名らしい。

存外少ないな。

何千何万の信仰心篤き聖者たちが、我先に内から開くことのできない部屋に籠り大海に漕ぎ出す壮烈な様を想像していただけに、千何百年もかけて二桁前半の人数とは少し拍子抜けだった。

補陀洛の語源は、サンスクリット語(梵語・・お寺の卒塔婆に書かれてる文字が梵字)のポータラカ。
観音浄土という意味である。
補陀洛渡海とは観音浄土を目指し海へ出る海洋大冒険ロマンなのだ。


世界遺産・補陀洛山寺には、浜の宮王子が隣接している。
現在は熊野三所大神社(くまのさんしょおおみわのやしろ)となっているのだが、なぜか写真を撮っていない・・・

変わりに境内の「渚の森」にある神武天皇頓宮跡だけ撮ってあった。

神武天皇頓宮跡

大体なんでも撮影してあるのに、時々こういうことがある。
まぁ、これも巡り合わせということで、不思議ではあるけど。。

ではでは、熊野牛でも食べに行きましょっかヽ(^o^)丿


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