30 弥山 ~厳島神社奥宮・御山神社へ~

獅子岩から弥山山頂までは、普通に歩いて30分程かかるらしい。

「じゃ、15分で到達しよう」

浦賀人旅はいつもこうである!!

弥山の山道

降り登りの山道。
時折ぱっと景色が開ける。
遠くに獅子岩が見えていた。

弥山を歩く

本堂に到着。
ここまで15分。

「え!?ここからまだ山頂まであるの??」

弥山本堂

弥山本堂は、空海(弘法大師)の開基で、およそ1200年の歴史がある。
本尊は虚空蔵菩薩。
まさに虚空!遮るものの何もない弥山の霊峰に、弘法は霊威を感じたのだろう。

弘法大師は西暦806年にこの地で修行したと伝わるが、その際に焚いた火が、消えずの霊火として霊火堂で燃え続けている。
この火で沸かしたお茶も飲むことができて、大層ご利益があるとのこと。

弥山 霊火堂

弥山にも鹿はいたが、麓の鹿よりもだいぶ痩せこけていた。

弥山の鹿

三鬼堂から山頂へ向かうと、すぐ文殊堂・観音堂が現れる。
文殊さまは知恵を、観音さまは子宝を授けてくれる。

弥山 文殊堂・観音堂

その先、くぐり岩。
どうやって出来たんだろうと思うほど、弥山の山頂付近には巨石が群れをなしていた。

弥山 くぐり岩

ようやっと山頂に到達!
獅子岩から21分。結構急いできたというのに!
普通に歩いたら30分でも着かない気がした。

本堂付近もそうだったが、山頂にもちょっと驚くほど多くの観光客がいた。

弥山山頂からの景色に伊藤博文は
「宮島の真価は弥山の頂上からの眺めにあり」
と感嘆したという。

標高535mの山頂からは随分小さくなった本土の町や、相変わらず広々と広がる瀬戸内の多島美が、宮島の荘厳な山々の背後に広がっていた。

弥山山頂からの景色

山頂は巨石に囲まれている。
あちらも岩。こちらも岩。そんな感じだ!

弥山山頂の巨石

ちょっと残念だったのが、山頂の展望休憩所が工事で解体されていたこと・・・
よくこんな建機持って来れたなぁ。と感心。

弥山山頂は工事中

千満岩という、塩分を含んだ水分が干潮時には乾き、満潮時には溢れるという、不思議な岩を越え、しばし降ると弘法大師が修行した大日堂があった。

弥山 大日堂

一行は御山神社を目指していたが、その先また降って、水掛地蔵の先の分岐を左で、ようやく鳥居が見えた。

山頂から14分だった。

御山神社鳥居

御山神社は厳島神社の奥宮で、祀られているのは厳島神社と同じく宗像三女神。
昔から「さんきさん」と呼ばれ崇敬されている。

御山神社 石の鳥居

なぜ「三鬼さん」かというと、神仏混淆の時代、弥山の守護神である、三鬼神(追帳鬼神・魔羅鬼神・時眉鬼神)が共に祀られていたからである。

御山神社

明治に入り神仏分離が行われたが、古くから日本では神も仏も混じり合っていた。
そこに、日本のお国柄とも言うべき独特な宗教観を見出すヒントがある気がする。

宮島にも、日本を解き明かすヒントがあった。
Nは満足し、大急ぎできた道引き返しロープウエイに乗り込んだ。

腹も減ったし、だいいち、江田島へ行く時間が押してきてしまった汗





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