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東海道五十三次 23 蒲原宿~由比宿

9日目 2011.09.06(火)8:10 小雨のち晴

沈んだ気分とシンクロするかのように、行きの電車では辛気臭い小雨が降っていた。
生きていると楽しいことばかりではない。

ここ数年で最高に落ち込んでいたこの休暇の日、気分を変えるためにも、気が乗らなかったが無理矢理朝5時過ぎの電車に乗り込んで、2時間半。新蒲原宿にたどり着いた。

足どり重く、3.9km先の東海道五十三次16番目の宿場、由比宿を目指す。

JR東海道本線 新蒲原駅構内

なんでいつもこうなるんだろう・・・

そんな気持ちで往時の面影が残る蒲原宿を歩く。

東海道五十三次 15 蒲原宿

馬頭観音は馬の守り神として信仰されていた。
蒲原のこのあたりにも、馬小屋があったという。

「馬頭観音」供養石塔 蒲原宿

「贅沢普請」と言われていた「塗り家造り」。
土蔵造りと比べ壁は薄いが、防火効果が優れていた。
もともと城郭に用いられた技術であり、江戸時代末期以降に伝わったとされる。

壁と「塗り家造り」の家(佐藤家)"
なまこ壁と「塗り家造り」の家(佐藤家)

その先の山居沢の先に本陣跡があった。


蒲原宿の西の入口。西木戸の枡形。
これも城郭の一部である城下町に用いられた技術の応用だ。

蒲原宿 西木戸枡形

西木戸跡で旧国道1号と合流すると、しばらく直進で、やがて東名高速道路の高架をくぐった先で旧道に入る。


昔の商家 志田氏宅のあたりが由比宿の東木戸である。

昔の商家(志田氏宅) 9:05
昔の商家(志田氏宅)

わかりやすい枡形構造。

由比宿 枡形

一時間ほどで由比宿に到着。
3.9kmは大体昔の一里。
一里とは1時間で歩く老若男女の平均距離なのである。

御七里役所跡の先、由比本陣跡が由比本陣公園として整備されていた。

由比本陣公園

右が東海道広重美術館、左に山岡鉄舟が名付けた松榧(しょうひ)園が見える。

由比本陣公園 御幸邸

明治天皇が御小休された離れ館を復元した御幸邸。
その庭園が松榧園なのである。

松榧園

本陣公園の側溝に亀がいた。
おばちゃんたちが鉢合わせに朝の挨拶をしている。のどかな、しかしじめついた朝だ。

由比本陣公園の亀

おもしろ宿場館。
桜えびレストランは駿河湾を一望できるらしい。

由比宿 おもしろ宿場館

由比は桜えびが特産で、今回は朝方で食べれなかったが、桜えびのかき揚げそばは絶品であった。

それから、由井正雪の生家もあった。
由井正雪は、江戸初期に戦国生き残りの不満浪士たちを糾合し、倒幕を目指した人である。


歩きながら歴史散策をし、少し気休めにはなったが、やはり不愉快さはどうにもならない。
「ロクなもんじゃねぇ」

人間なんて。そんなことを思いつつ、泣きながら東海道を西へ向かうのであった。


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