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猿島

横須賀ぁ~な一日 ②

 『横須賀海軍チキンカツビッグカレー砲 featuring戦艦三笠』
(前回ブログ)
を食べきった一行は、その足で東京湾唯一の無人島・猿島へ向かう。

三笠桟橋

 猿島へは三笠公園 (以前のブログ) の横の三笠桟橋(地図)から猿島航路の船が出ているので、それに乗船する。

 一行が桟橋に着いたのは、折悪しく船が出てしまったすぐ後だった。船便は1時間に1本なので、しばらくは三笠公園で戦艦三笠を眺めたり、園内でまったりして時間を潰した。

三笠のZ旗(真反対からの撮影ですが汗)
翻るZ旗

 出航の時間が迫ったので、券売所で乗船券を購入。どうやらチケットの絵柄は数種類あるようで、写真のもの以外にも少なくとも3種類はあることを確認した。

乗船券

 いよいよ出航!!たった10分の船旅だけど、冬の海の透明感に見惚れたり、海上から見る戦艦三笠に歓声を上げたり、冷たいはずの海風も心地よく頬をうつ。

富士山が見えた!

 綺麗に雪化粧した富士山、遠ざかる本土wと近付いてくる猿島に、一行のテンションは軒並みうなぎ登りだ!!

猿島航路♪

 猿島は無人島なだけあって、自然がとても豊かである。磯や浜は絶好の釣りの穴場だし、人の手の加わっていない常緑樹林は昼間でも薄暗いほどに生い茂っている。野鳥はウミウが崖地でコロニーを形成している。平成21年に完成したばかりの猿島桟橋に着船すると、いよいよ上陸だ!

いよいよ!
 
 冬の猿島は、人が少ない。繁忙期の夏場はBBQや海水浴、釣りの客でごった返しているが、この時期は釣りと、観光気分の家族やカップルが見られるくらいであった。

猿島桟橋

海岸はそれほど広くはない。坂道を進むと、すぐに森林に入る。坂の入りばなに、手製の杖が置いてあるので、足弱の人も、健脚の人も雰囲気を楽しむためにも杖をつきながら歩くことをオススメする。

切通し

 切り通しの蛇行した坂道を少し登ると、露天掘り幹道と言われるまっすぐな道になる。猿島は、明治期に東京湾口を守るための軍事要塞になっており、この島の全ての施設は、外側からは目視が不可能なように岸壁を掘り込んで造営されている。

露天掘り幹道

 苔むした石造りの壁を眺めながら歩くと、レンガ積みの施設がある。これらは、兵舎と弾薬庫として使用された施設で、フランス積みという構造をしている。

フランス積み

 日本建築学会の調査によると、明治20年以前のレンガ建築物は全国で22件を残すのみで、さらにフランス積みとなると、富岡製糸場、長崎造船所、横須賀米軍基地内倉庫、そして猿島要塞の4件しか現存していない、極めて貴重な建築物なのである。

愛のトンネル

 やがて見えてくるトンネルは、愛のトンネルと呼ばれている。トンネル内は薄暗く、カップルは自然と手を繋いで歩くことからそう云われているのだが、あいにく今回は野郎5人。一人が変なノリで
「じゃ、手ぇ繋いで歩こうぜ」
とトチ狂ったため、野郎達は手を繋いでスキップし、勇躍トンネルを飛びぬけた。

砲台跡

 トンネルを抜け、ヨネノ根にむかって歩くと、昭和16年ごろに増設された砲台の跡がある。残っているのは無論、砲座のみである。大東亜戦争の末期、B29が首都圏に襲来した際、配備された高射砲は切なくなるほど懸命に、敵へ向って火を吹き続けていたのであろう。今はタブの木の陽だまりがコンクリートの砲座を揺らしている。砲台は戦後、米軍により解体された。

ヨネノ根からの房総

砲台跡脇の階段を降りれば、房総半島の富津あたりがよく見えるヨネノ根である。ここはクロダイ・イナダ・アイナメ・スズキなどが良く釣れる猿島でも第一級品のスポットだ。
海から振り返れば、大きな洞窟が目を引くはず。これは「日蓮洞窟」と言う。

日蓮洞窟

 そもそも猿島の由来は、房総から鎌倉へ渡ろうとした日蓮が嵐で遭難した時、白猿が現れて島へ案内したことから名付けられたのだと言う。他にも日蓮のエピソードが幾つかあり、横須賀近海のサザエは日蓮のお経によって角がないとか、船底に穴が開いて浸水した時、祈ったらアワビが船底に引っ付いて浸水を止めたとか、魚介類に関する伝承が残っている。

磯で発見したサザエ。確かに角がない!
角なしサザエ


 日蓮洞窟は、縄文人や弥生人が住居やお墓として使用していたようで、立ち入り禁止のロープを無視して中に入ると、案外奥深く、伝説では江の島まで続いているらしい・・・
尚、黒船を率いてやってきたマシュー・ペリーは、この無人島を横切る際、勝手に「ペリー・アイランド」と名付けたらしいが、ちょっと頂けない。

 洞窟から崖沿いの階段を戻って、数分砲台跡などを眺めつつ歩くと、今度は反対側のオイモノ鼻への階段を降りる。

オイモノ鼻の展望広場。デートスポットとしても猿島は一級品w
オイモノ鼻へ

 オイモノ鼻も釣りスポットで、アイナメ・カサゴ・メバルなど、磯の魚が良く釣れる。太公望の志の一切ない我々は、無謀にも崖伝いに桟橋のある砂浜まで戻ろうとしたが、途中で満ち潮に遮られて挫折した。

いけそうで行けなかった(汗)
オイモノ鼻

 オイモノ鼻から上がって、少し山道を歩くと、先ほどの愛のトンネルのちょうど真上に当たる場所に出る。そこの広場には展望台があるが、劣化のため登れなくなっている。

展望台

 かつては登れたが、ひとまず斥候を一人派遣して、登れるには登れたが、いまひとつ景色は良くないとのことだったので、降りるのに苦慮している仲間を置き去りに一行は先を急いだ。

猿島の山道

 展望台からは上り下りの山道が続く。この道は最初の露天掘り幹道のすぐ上だ。その先に、最後の広場がある。ちょうど船が行ってしまったばかりだったので、しばらく一行は思い思いに昼寝や物思いに耽った。

 筆者は海岸辺りを散策した。管理等のすぐ隣には明治時代の発電所が残っている。

明治時代の発電所

 波は房総側は高かったが、横須賀側は凪だった。繰り返しになるが猿島は東京湾唯一の自然島で、無人島である。猿が生息していたという事実は無い。らしい。

海軍港碑

 自然と歴史が混ざり合って、猿島はさながらラピュタみたいだ。ワンピースだったら「ポーネグリフ」でもありそうな雰囲気だ。

崩れた石も今や歴史の中


古代兵器
『横須賀海軍チキンカツビッグカレー砲 featuring戦艦三笠』
その在りか!

・・・

崩れた石垣も、今は歴史と自然の中にある。

賽の河原合戦

 一行は暇をもてあまして「賽の河原合戦」をはじめた。
一番高く積めた者が勝者である。

 そんなことをしている間に船の時間が来た。一行は豪快に積んだ石を蹴り倒し、船に乗った。

 猿島は、子供心に帰って遊べるし、歴史的価値の高い建造物や自然の宝庫で、アダルトにも楽しめる。カップルで来ればアドベンチャー気分でラブラブ度もヒートアップすることだろう!
横須賀に来たりなば、猿島は外せない観光地である♪

 帰りの船旅も10分。あっという間の無人島体験だ。

つづく → 次のブログ「ハングリーボーイ」(夕食)へ


地図:猿島
HP:「株式会社トライアングル」猿島航路を運営。BBQ貸出も!


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ジャンル : 地域情報

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非公開コメント

いいですね!

猿島は一度も行ったことがないので、是非行きたい場所です・
以外と楽しそうですね・

いいですよ!

案外楽しいんですw
地元だとあんまり足が向きにくいですが、是非行ってみて下さいね♪
プロフィール

ぬたーむ

Author:ぬたーむ

日本全国を巡ってます!
ひとつひとつの旅がつながりあって、いつか一本の壮大な物語になる!!
かもしれない☆
ブログはつれづれ、旅はガチ、歴史はぼちぼち
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