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27 土居廓中と安芸城跡

土居廓中は、2010年に来た。
重要伝統的建造物群保存地区に武家町として指定された土居廓中。2010でも、2017でも、色褪せずにその風景はつづいている。

土居廓中の町並み

ただ、案内看板などは、以前と同じものを撮影していても、文字がくすんでいたり、劣化がある。当たり前だけどw

一般公開家屋 武家屋敷(野村家) 土居廓中

門を低く構えた塀重門が、武家屋敷野村家に残る。野村氏は、安芸を治めていた土佐藩家老五藤氏の与力・騎馬として仕えていた家である。
塀重門は、敷地内で斬り合いになったとき、刀を振り上げにくいように工夫された実務的な門だ。

野村家 塀重門 土居廓中

土用竹や、ウバメガシの生垣があるのも、土居廓中の特徴。
土居廓中とは、武家だけが住む土地だった。住居の特徴として、母屋の下部は板張り、上部は漆喰。雨対策である。暴風の対策に左右瓦葺きを工夫しているなど、室戸の吉良川の町並みと特色を共有している部分も多い。

土居廓中の竹垣

今回はツツジの咲く5月。
石橋の先が、安芸城跡だ。

ツツジと安芸城跡

大手の枡形は見事と言える。

安芸城跡 枡形

以前は、下の写真の構図では枡形の向こうに家が見えていたが、無くなっているのと、丸っこい植木がなされている所が、大きく変わったとわかる部分である。7年でも、そこそこ変化はあるのだ。

安芸城跡 枡形 植木

打込接で積まれた石組みの上にはなぜか塔頭が。瓦も角に雑に積まれ(ほぼ単に置かれ)ている。

安芸城跡枡形石垣

城内は広々した公園ではない。資料館と美術館が置かれている。この日は休みだったが。

藤崎神社参道 安芸城跡

幕末維新から150年の節目を迎え、高知では各所で幕末維新博が催されている。地域会場というやつで、それぞれの地域でイベントや企画展示を行ったりしている。メインは2018年らしい。

幕末維新博 安芸城跡

美術館は、珍しい書道美術館で、天守閣風建築物の外観である。

安芸城跡 安芸市立書道美術館

長宗我部に包囲された安芸城。その落城を早めたのは、長宗我部に内通した者が城内の井戸に毒を投じ、それを飲んだ兵士たちが続々と斃れ、士気を萎えさせたためだという。

安芸城跡 毒井戸跡

防戦の城主・安芸国虎は、兵士と領民の助命を条件に降伏、自決した。
その長宗我部氏も、やがて豊臣秀吉に降伏すると、豊臣も、秀頼の代で徳川に天下を取って変わられ、土佐には関ヶ原の役で掛川城を丸ごと徳川に献上するという勲功を上げた山内氏が入封。

五藤氏が、この安芸城に入り、幕末へ至るわけだ。その五藤氏は、山内氏を代々支えた家老である。五藤吉兵衛は、土佐藩山内家の祖・山内一豊が主役を張った大河ドラマ・功名が辻で武田鉄矢が演じた。

吉兵衛は一豊に良く仕え、織田信長の越前朝倉氏攻めに出陣し、激戦となった時、一豊が左の眼尻から右の奥歯へ矢を射抜かれたとき、草鞋を履いたまま一豊の顔を踏みつけ、矢を引っこ抜いたというエピソードが伝わっている。

主君を足蹴にするきっかけとなった鏃は五藤家の家宝となり、踏みつけた草鞋は藤崎神社の御神体になったと伝わる。その藤崎神社が、城内に存在している。

安芸城跡 藤崎神社

幕末の土佐藩士・後藤象二郎とは関係がないという。


水堀には鯉。
既に西日。予定では昼ご飯食べてても良いくらいだったのだが(苦笑)

安芸城跡 水堀と西日

では、高知へ向かいましょうぞ。


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26 野良時計 ~安芸土居風景詩~

基本的には内部公開されてないので外から見るだけだけど、今回は周辺ぶらぶら含めて。

野良時計のすぐ近くには観光駐車場がある。トイレもあって、けっこう広い。
ここにも岩崎弥太郎生家同様、弘田龍太郎作曲の童謡の碑がある。

野良時計 鯉のぼり碑

野良時計。
畠中源馬という人物が、時計に興味を持ち、アメリカから取り寄せた八角形の時計を分解・組立てしまくって時計というものの構造を独学で学び、自作で時計を作ってやろうと思い立ち、出来たのがこの野良時計だという。

野良時計全景

あー、そうだった。前回から写真のスケールを少し拡大してみようと試みていたけど、左側がもっと寄ってくれない限りバランス悪くなるから今の「横457・縦342」になってたんだった。。。テンプレートをいじってみたこともあるけど上手くいかなかったのだ…

さて野良時計。今は動いていなさそうだ。
分銅も歯車も、全て手づくりという。テンプレートどころか、ブログ自体FC2の借りものであるこの「しったかぶりの日本歴史旅」。先人の偉大さを思い書き続けます汗。

野良時計ななめ

周囲を見渡してみると、あちらに立派な蔵と火の見櫓が見えた。
蔵は、土居分団屯所だ。

安芸土居風景 火の見櫓と土居分団屯所

土佐漆喰と水切り瓦がかっちょいい。
火の見櫓も素朴だけど良い味出してるぞ!

安芸土居風景 土居分団屯所

有事の際はここから登ってカンカンカンカアンと鳴らすのだ。もしかしたら、今でも使ってそうだ♪

土居分団屯所 火の見櫓

夏はこの辺りから一面のひまわり畑に浮かぶ野良時計が見れるようだ。あれ?2010年ってどうだったっけ??ひまわり自体はあったとおもったけど(苦笑)

野良時計遠景

津田式のポンプ消火栓。
相当、古びている。

安芸土居風景 津田式の消火栓

叱られて碑。安芸出身の弘田龍太郎。靴が鳴るも、弘田龍太郎だったのか!おばあちゃんが昔、歌ってくれたのを覚えている。

みんなかわい小鳥になって晴れたお空に靴が鳴る

こどものころの記憶そのままに書き置く。多少違うかもしれないけど。おばあちゃんは、そう歌ってくれていたのだ。
イラストは、高知県香美市出身の「はらたいら」。

安芸土居風景 叱られて碑

童謡の碑は町に点在しているようだが、素朴な感じの安芸の雰囲気に、良いアクセントになっている。一つ一つ趣向を凝らした石碑になっているのも、郷土出身者を大切にしているようで、良い感じだね( ◠‿◠ ) 


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25 岩崎弥太郎生家

ゆずごっそうな馬路温泉から一時間と少し。
安芸市の岩崎弥太郎生家を再訪。2010年の夏に来た時は、二期作の田んぼのコントラストが最高に美しいときだった。今、ちょっと調べてみたけど、二期作がまだ行われているかはわからなかった。

前回来た時になかったものがある。
2015年に市内の江ノ川上公園から移設されてきた、岩崎弥太郎先生像だ。

岩崎弥太郎先生像と日本

江ノ川上公園時代の写真をネットで見てみたけど、ほぼこのまま移設されたみたい。
説明碑には、政治だけの変革だけでない、経済の明治維新を称賛している。

岩崎弥太郎先生像台座

先生像の後ろ。
写ってしまったのと、試しに写真のサイズを少し大きくしてみた。みたら、ちょっと大きすぎたらしく、ブログの枠から少しはみ出してしまった。こっそりどこかでピッタリのサイズアップをしてみよう。

岩崎弥太郎先生像の台座の後ろ

事実。
岩崎弥太郎は、三菱財閥という、最強の財閥となるグループをその一手でもって創設し、当時独壇場だった外国資本の海運業を連戦連勝で撃破し、制海権を握るや、それにとどまらず、事業は四方八方に拡大、世界に冠たる三菱のスリーダイヤは、外資のもっとも恐れるところとなる。

岩崎弥太郎先生像斜め45度

日本は外交下手とか、常に国境を接してきた国々の狡猾さには勝てないとか良く言うが、そんなことはない。日本のほんの片隅の、極貧の家に生まれ育った粟のような小男が、一手で世界を牛耳り、海上王と恐れられる。そんな人物を輩出しているのだ。

岩崎弥太郎先生像後ろ

少なくとも一個においては、そういう逸材を多数輩出しているが、日本人は多数に徒党を組むと何故か人間が萎む傾向にあるように思える。

岩崎弥太郎先生像

その、弥太郎がどうぞと手を向ける方に、生家がある。

極貧の出と聞くが、思いのほか立派な家。

岩崎弥太郎生家

弥太郎少年が、天下雄飛夢を託し、自ら組んだという、日本列島型の石組みが残っている。
「日本列島は我が内にあり」とつぶやきながら、軒先で凝然とこの石組みを眺めたのだろうか。

岩崎弥太郎生家 岩崎弥太郎生家日本列島の石組み

弥太郎は長じると、土佐藩の参政である吉田東洋に見いだされ、メキメキとその手腕を発揮していく。志士・武市半平太は吉田東洋を弑し、坂本龍馬は土佐藩を捨て浪人となる。そんな中で藩政に参加して力を発揮する辺り、やはり只人ではなかったのだ。

生家には、かのスリーダイヤのエンブレムも蔵の壁に掲げられている。見なかった・・・

かたわらには、童謡の碑がある。
明治25年にこの安芸の土居に生まれた弘田龍太郎は、この「春よ来い」の名曲のほかにも多くの童謡を作曲し、土居近隣にはこうした弘田龍太郎作曲の碑が、まるで我が子の図画を喜び掲げる親の様に、大切に設置されている。

岩崎弥太郎生家 春よ来い碑

駐車場のそばには、まる弥カフェというカフェがある。
オリジナルブランドで、ネット通販もしているこのカフェは、なぜかこの岩崎弥太郎生家にしっくり来ている。

maru-ya cafe

いろいろな商品がおいてある。「ふりかけるチーズみたいな酒粕」、「実生手搾り柚子」、「土佐の十二傑カップオンコーヒー」といった商品が並ぶ。とってもオシャレ。

まる弥カフェ おみやげ

木目を基調としたシックな内装で、バーカウンターや店先のチェアーで、オリジナルのスイーツやコーヒーを頂くことができる。ドリップコーヒー(写真左)や、黒糖ジンジャーミルク(写真右)はホットorアイス。柚子ソーダやキリンビールも楽しめる。ケーキセットもお得だ。

5月の暑い日にぴったりのドリンクだ(^^♪

まる弥カフェ ドリップコーヒー・黒糖ジンジャーミルク

余談ではないが、岩崎弥太郎の弟である岩崎弥之助が、岩手の小岩井農場に出資していたという資料が掲示されていた。小岩井というのも、日本鉄道会社の副社長・小野義真、岩崎弥之助、鉄道庁長官・井上勝の三名の頭文字をとって、小岩井農場としたという。

小岩井農場に行ったのも、2010年だったという奇遇。農場産のフィレステーキが懐かしい( *´艸`)

2回目の岩崎弥太郎生家。
じっくり見れたけど時間は押しまくっている!


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24 うまじ温泉・ゆずごっそうのレストラン

うまじ温泉には、ご当地食材を満喫できるレストランがある。

馬路温泉 レストラン

安田川を望む絶好のロケイション。

うまじ温泉レストラン

メニューは色々。
あめごもある。福井の勝山のあまごの宿が思い出される。あめごとあまごは、同一だ。

あめごゆず酢定食を食べてみる。
ゆず酢がピリ辛で、あめごの美味しさを引き立たせると同時に、ご飯の進みが一気に数段階レベルアップする。こりゃウマい!ゆず酢(写真でちょっと見えてるやつ)は、即刻売店で購入し、沼田家の様々な食卓に並びまくっている。

うまじ温泉レストラン あめごゆず酢定食

土佐ジローゆず胡椒焼き定食(下の写真)はT、Kはゆず酢鳥。からあげも食べた。
土佐ジローは高知の地鶏。

うまじ温泉レストラン 土佐ジローゆず胡椒焼き定食

他にもてんぷら定食とか、うなぎ蒲焼定食とか、山菜定食、馬路温泉前駅プリン、ごっくん馬路村ソフトクリームなどなど、超楽しいメニューが並ぶ。

売店には馬路村のゆずの面目躍如で、凄まじい数のゆず商品が。
ゆずはちみつ。ゆずマーマレード、ゆずジャム、ゆずみそ、ゆずポン酢しょうゆ、ゆずドリンク、ゆずお肉のタレ‥‥‥‥‥これらが堂々と居並んでいる。ゆずドリンクに至っては、何種類もある。笑えたのは、温泉入口にある自販機も、ゆずドリンク関連がほとんどだった。

多彩すぎな馬路のゆずブランド

ゆずの村凄し!
馬路森林鉄道は、残念ながら本日はお休み。
こんど、子供が生まれたら再訪だな。

馬路森林鉄道

日本三大美林と称された天然林の魚梁瀬杉。
ぐぐっても青森ヒバ、秋田スギ、基礎ヒノキとでるが気にするな。諸説ありだ。

馬路森林鉄道 営業日は要確認

ミニ観光鉄道乗ってみたかったな。

馬路森林鉄道 無動力ケーブルカー

馬路村 ゆずだけの村 だけにあらず馬路村

タイトルのゆずごっそうは、勝手に造った。
土佐の漢を称する「いごっそう」と、ゆず、温泉の「ゆ」、ごっそりをごっそうとかけて、ゆずごっそうの馬路。


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テーマ : グルメ♪食の記録
ジャンル : 旅行

23 ゆずの村・馬路村のうまじ温泉

中岡慎太郎の里・北川村から馬路村へ。
2ルートある。北川村深く分け入って、馬路道とよばれる県道12号を走るか、一旦国道493号を戻り、奈半利へ帰り、安田から県道12号を走り、こちらも馬路道を走るか。だ。

馬路村へ 安田川

ナビにしたがった。一回奈半利へ戻るルートだった。のんびりでも良ければ、酷な道を覚悟で行ってみても良かったけど・・

ようこそ馬路村へ

とまれ、小一時間で馬路村へ着いた。
ところで、北川村、馬路村と一口で言っても結構広い。浦賀人が訪れた両村は、北川村の柏木であり、馬路村の馬路という、ほんの一集落と言って良く、これをもって両村の全てを網羅しているわけではなく、ほんの一端を垣間見ただけなのである。

うまじ温泉

要するに!!
また来るかもしれない。

馬路村の、コミュニティーセンター うまじ温泉(馬路温泉)に着いた。
ここでも案山子のお出迎えだ。

うまじ温泉 エントランス

馬路村にはかつて、魚梁瀬森林鉄道という木材搬出用の鉄道があったが、昭和の半ばに廃線となり、いまは各所に点在する高架橋梁や隧道が当時を伝える貴重な文化財として遺っているのと、うまじ温泉の脇でミニ観光鉄道として復元され、子供や大人をも楽しませている。

馬路温泉駅前弁当は、祝休日に販売される。食べてみたかったなぁ。

うまじ温泉館内

さっそく、うまじ温泉に入ってみる。
リウマチなど、神経系統によく効くといわれる、湯治の湯だ。冬至にはゆず湯を、初夏からはバラたくさんのバラ風呂を楽しめる。

馬路温泉に入ろう

馬路村はゆずの村である。
ゆずは高知が全国でトップの生産高を誇るが、その中でもトップブランドが、馬路村のゆずであり、年商はなんとゆずだけで30億を超えるという。

なんでもゆずだ。
浴場のスキンケア品は、シャンプーもリンスもボディソープもゆずオイル仕込みだ。気に入ったらフロントで買うこともできる。

馬路村 ゆずスキンケア品

さて、温泉はというと、湯の華も浮かぶほどしっかりした温泉で、肌触りはつるつる。
安田から馬路村までずっと道路と一緒に走っていた安田川を眺めながらの半露天もある。

うまじ温泉 半露天

Nは早湯なので、KとTより速攻で出て、休憩所にてホッと一息。
ばら風呂のポスターが貼ってある。

うまじ温泉休憩室

予定に対し、時間はそうとう押している!
時刻は13:20。予定では安芸をとっくに過ぎている時間帯である( ゚Д゚)


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日本全国を巡ってます!
ひとつひとつの旅がつながりあって、いつか一本の壮大な物語になる!!
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ブログはつれづれ、旅はガチ、歴史はぼちぼち
そんな毎日でありたいなw

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