26 宮島散策3 五重塔・千畳閣や鹿の軍勢

朝の静寂のなか、宮島を散策♪町家通りから五重塔を目指した!

五重塔は、塔の岡にある。
応永14(1407)年の建立で、国の重要文化財に指定されている。

新緑に照らされる朝日がまぶしい。

宮島 五重塔と新緑

それにしても、近くで見る五重塔って・・・
撮りようがない(苦笑)

塔の岡 五重塔(重要文化財)

もうひとつ塔の岡には重要文化財がある。それが
千畳閣!

宮島 五重塔から千畳閣

豊臣秀吉が安国寺恵瓊に命じて建立させたものだ!
秀吉は言わずもがな、安国寺恵瓊と言えば、毛利の外交僧で、主君に宛てた有名な書状がある。

「信長之代 五年三年者 持可被持候 明年辺者 公家などに成さるべく候かと見及申候。左候て後、高ころびにあおのけに転ばれ候ずると見え申候。藤吉郎さりとてはの者にて候」

宮島 千畳閣

信長の時代は3~5年は続くでしょう。来年あたりには公卿になるのではないかと思います。
ですがその後、思いっきりあおのけにすっ転ぶのではないかと見ています。
藤吉郎は・・・

この藤吉郎(秀吉)「さりとては」の解釈が分かれるところだが、大方は「なかなかの者ですぞ」
といった所である。

ともあれ、そういう男がこの千畳閣を建立したのだ。
秀吉が好きそうな、豪放な雰囲気の建物だ。

宮島 千畳閣軒下通路

塔の岡から降ると、目の前は厳島神社だった。
素戔嗚尊(スサノオ)と事代主神を祀った荒胡子神社は、厳島神社の末社で、嘉吉元(1441)年築造の本殿は重要文化財に指定されている。

宮島 荒胡子神社

厳島神社の社殿を横目に歩く。
あっ!と思う。

干満の周期は6時間。
ということは、夕方が干潮なら夜中に満潮が来て、朝はまた干潮になるのだ(^_^;)
ちゃんと考えればわかったはずなのに、朝はなんとなく満潮なんだって思い込んでいた・・・

宮島 朝も干潮の社殿

厳島神社は、裏手からでも色々な表情を楽しむことができる。
参拝以外は無料なのだ。干潮の浜から社殿を覗くのも、裏手や西の松原から拝むのも。

厳島神社の穴場?

厳島神社の西側。御手洗川まできたところで、約1時間。
朝ごはんの時間も迫り、ぼちぼち山一別館に戻ることに!

久保橋を遠巻きに

爽やかな早朝(今日も少し寒いけどw)の大鳥居。
朝ってやっぱり清浄な感じがするなぁ!!

朝巡りの大鳥居

と、帰り道、有之浦あたりで鹿の軍勢が大挙して押し寄せた!

宮島の鹿・大挙して出現

どこからともなく群れをなして現れた鹿鹿鹿(・(仝)・)
「朝礼後みたいだねwww」
「集会かな!?」

まさにそんな雰囲気だった。

ペロペロと水たまりの水を飲んでいた。

水を飲む宮島の鹿

ささ、我々も空腹であるぞ!
山一別館へ戻り朝ごはんを堪能じゃ!!

山一別館朝ごはん


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25 宮島散策2 朝の静寂 町家通り~塔の岡

朝の宮島を散策する♪

宮島桟橋の広場には、日本三景碑などがある。
日本三景碑は同様の石碑が天橋立・松島にある。

宮島・日本三景碑

ほかにも、
「特別史蹟及名勝 嚴島」

特別史蹟及名勝 嚴島
2008.05.20(火)撮影

日本三景 宮島
の大きな燈籠など、石碑や説明看板があるので、歩いていて退屈しない♪

日本三景 宮島
2008.05.20(火)撮影

さてさて
宮尾城跡を散策した一行は、表参道の一本中の、町家通りをぶらり。

町家通りの金鳥居の辻あたりから、五重塔がよく見える。

町家通りから五重塔

幸神社。
厳島神社の末社で、かつては疫病の神・牛王が祀られていたが、いつしか猿田彦が祀られるようになり、護王神社から幸神社(さいのかみ・さいわいじんじゃ)と変遷していった。

これは神仏混淆のためであろう。いずれにしても、ご利益は疫病封じや火難水難、子宝といった日々の暮らしに根付いたものであり、人々を「幸」へ導く道祖神なのである。

宮島 幸神社

幸い神社の先の階段は、階段マニアには絶対に垂涎の階段十字路で、左に行けば更にロータリー&三方行が全部階段となっていた。

宮島 マニアには堪らない階段w

紀元二千六百年。
これは皇紀である。
日本書紀に記される、神武天皇即位の年から数えた日本元来の暦と言える。
皇紀2600年とは、昭和15(1940)年である。

今年、平成25(2013)年は皇紀2673年。
仏暦(仏滅紀元)は2555年。西暦は言わずもがな2013年。
仏様よりもキリスト様よりも天皇の方が古い(神代・神話とはいえ)。

階段五箇所改築 起源二千六百年

誓真大徳碑。
碑文を超簡略化して要約すると

仏教に帰依するものはお布施をすることが功徳なのか?
そうではない。厳島の誓真大徳は、島民に竹木で器具を作ることを教え、井戸を掘り、町並みを整え賑わいをもたらし、神社の霊験を高めた。

―――この先、誓真大徳の生涯や島での献身的な街造りの賞賛が続いている。

今でも島民からは「誓真(せいしん)さん」と呼ばれる誓真大徳は、宮島の今を造った人と言える。
宮島の有名な杓子(おしゃもじ)も誓真さん発祥なのである。

また、町のあちこちには、「誓真釣井」という誓真さんが築いた井戸が残っている。

誓真大徳碑

誓真大徳碑からの景色の素晴らしいこと!

誓真大徳碑からの眺望

だんだん五重塔が近づいてきた!

土塀と五重塔

五重塔がある塔の岡。
お茶屋さんがあったが、早朝なので店主殿(?)が朝のお掃除をしている最中だった。

塔の岡から五重塔

龍髯の松(りゅうぜんのまつ)
なんと樹齢200年とある。
龍の頬髯の様であることからそう呼ばれている。

というか、松そのものが今や龍のように成長して、素晴らしく見事だ!

宮島 龍髯の松

「思ったより色々と見所があるな」
「う~ん!厳島神社だけじゃないんだねぇ」

思いのほか歴史に富んでいる宮島の町を堪能♪
五重塔から先は次回!!

つづく☆


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24 宮島散策1 宮尾城跡 厳島合戦古戦場

3日目2013.05.01(水)6:00 晴

旅部恒例の朝めぐり♪
まずは戦国時代の城跡・宮尾城へ!

河越夜戦・桶狭間の戦いとならび、厳島合戦は日本三大奇襲戦と称される。

宮尾城は毛利元就が敵将である陶晴賢をおびき寄せるために築城した、いわば囮(おとり)のような城だった。

当時大内氏の実権を握っていた陶氏は、敵対する毛利を討つために20000の兵で出陣した。
毛利税の動員能力はせいぜい5000。
平地での戦は不利と見た元就は、海運の要衝であった厳島の宮尾に城を築き、陶軍を誘き寄せた。


桟橋の近くに厳島合戦跡の説明看板がある。

厳島合戦跡
2008.05.20(火)撮影

宮尾城は小さな丘の上にあった。
戦国時代当時は、標高30m程度の山麓まで海が迫っていたというから海城だったのだ。

宮尾城跡へ

鹿の糞が散乱する尾根を数分登れば、すぐに主郭に辿り着く。

宮尾城跡 尾根道は鹿糞だらけ

それほど堅牢な感じはなく、いかにも海上交通の必要性から築城した風な、どちらかというと陣屋とか、ちょっとした砦といった趣である。

要害山という名ではあるが、そんな感じではない。

宮尾城跡主郭(本丸)

主郭からは、よく厳島神社の方面が見渡せる。
見晴らしは良かったであろう。

宮尾城跡主郭から厳島神社を眺める

二の丸(?)には今伊勢神社が鎮座。
御祭神は天照大神・八幡大神・春日大神・素戔嗚尊・猿田彦命・興津彦命・興津姫命と、豪華な顔ぶれ。

宮尾城跡 今伊勢神社

仁王門跡。
遺構はほとんど残っていないが、堀のようなもの、虎口のようなものは辛うじて認められた。

宮尾城跡 仁王門跡

五重塔が建つ丘を「塔の岡」といい、ここに陶晴賢勢20000は本陣を敷いた。
宮尾城を一望できる好立地だ。

ただ、20000という大群の全部が全部宮島へ渡っていたかは疑問もあり、もし塔の岡周辺に全員がいたとしたら、近辺はさぞかし迫っ苦しい、ギュウギュウ詰めになっていたろうなと思った。

ていうか無理だな(ヾノ・∀・`)ムリムリ
宮島 塔の岡

ともあれ、陶晴賢は恐らく楽勝だと思ったろう。
弱小毛利の、しかも少数の兵が恐る恐る守っているような小城である。

しかし、毛利元就とは、戦国時代きっての謀略の天才・鬼才だった。

暴風雨の夜、主力を島裏手の包が浦に上陸させた毛利元就は早朝、山を越え塔の岡を強襲した。
更に元就三男の小早川隆景が大鳥居側から兵を率い上陸。

宮尾城の兵も呼応し、厳島神社周辺で激戦を繰り広げるが、不意を突かれた陶軍はついに敗走し、大将の陶晴賢は山中で自刃して果てた。

この戦で敗れ、大将まで失うことになった陶氏は目立って衰弱し、逆に大勝を収め、瀬戸内の制海権を得た毛利氏は一躍中国の覇者へと駆け上がっていくのであった。

なお、元就は戦場となり血に染まり荒廃した厳島神社の社殿を再建・修復している。


蛇足になるかもしれないが、宮島は島全体が国の特別史跡・特別名勝・瀬戸内海国立公園・そして世界遺産と、城の規模と肩書きのギャップが凄まじい城なのであった。


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23 世界遺産 厳島神社2 神秘のライトアップ

2日目2013.04.30(火)曇

山一別館で穴子や牡蠣の郷土料理を平らげた一行は、大浴場を満喫し、今度は厳島神社のライトアップを観に行った。

宮島桟橋のフェリーターミナルは時折通勤の帰りと思われるサラリーマン風の人が出てくるのみであった。

宮島フェリーターミナル夜景

広島湾・大野瀬戸にはJRのフェリーみせん丸がライトアップされ、出航の時刻を待っていた。

みせん丸と宮島口の夜景

有之浦から大鳥居。
美しく電飾されている!自然と足早になる。

有之浦から大鳥居夜景

すでに干潮の時間帯は終わり、徐々に潮は満ちてきていたが、まだ御笠浜から大鳥居まで歩くことはできた。

大鳥居御笠浜方面へ夜景

ライトがかなり眩しくて、コンデジではなかなか忠実な表現ができない(汗)

ちょっと暗く見えるかもしれないけど、これくらいが目で見えた雰囲気と一番近い。

伊都岐島神社夜景

大鳥居の真下へは、すでに潮が迫ってきており行けなかった。

このくらいの角度が限度だった。

大鳥居下から夜景

真正面から本土の街並みを借景に大鳥居を臨む。
水面に映る街の灯りは、さすがに目で見た時の印象はもう少し感動的だった。

大鳥居正面から夜景

厳島神社の社殿もほんのり明るく照らされていた。

嚴島神社ライトアップ

こんなに写真を撮りまくっているのは、一部のもっとちゃんとした一眼レフのカメラを持っている人だけだった。

まったくの我流・貰い物の伸縮する三脚を駆使し、コンデジの限界に挑戦している(つもり!)

逆さ大鳥居夜景

ほとんどの人は、静かな感動の声を漏らしながら、参道の石椅子に腰を掛けたり、思い思いに立ち尽くしながら神秘の夜と、満ち満ちてくる潮の不思議にどよめいていた。

本当に潮の満ち方は徐々に速度をましていて、ちょっと油断すると磯にできた急造の中洲に取り残されかねなかった。


一通り周囲の人々と感動を分けあったあと、参道の灯籠の灯りに包まれるようにその場をあとにした。

厳島神社参道夜景

なんだかお祭りのあとのような物悲しさだった。。。


表参道は、すっかりお店は閉まりきっていて、ほとんどの人は海沿いの参道にあるホテルや旅館に泊まるらしく、人通りはあまりなかった。

表参道と五重塔夜景

日中は人でひしめき合っていた世界一大きなおしゃもじも、静かに朝を待つばかりといった様子だった。

世界一の大杓子夜景

2日目もあっという間に暮れていった。
現代の業と過去の業が交差する厳島神社のライトアップは、お祭りの夜のような、夢のあとのような、そんな微睡んだ印象であった。


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22 穴子!牡蠣!山一別館で宮島名物を堪能♪

瀬戸内浦賀人旅、2日目の宿は、世界遺産の宮島にある民宿
「山一別館」

宮島には車で行くこともできるが、進入禁止区域も多い。
山一別館はフェリーターミナルから降りてすぐのところにあるので、車でも差し支えなく行くことができた。

山一別館

部屋は二部屋ブチ抜きの広さ。
居間と寝室がある感じで最高にリラ~ックス☆彡

山一別館の部屋

山一別館からの風景。
右が宮島桟橋。真っ直ぐで嚴島神社、手前のトンネルをくぐれば山一別館で用意してくれる大浴場の錦水別荘!

山一別館からの宮島

さてさて、チェックインして早速干潮の嚴島神社大鳥居を観光した一行は、山一別館に戻ってお楽しみの宮島郷土料理の夕食ヽ(*´з`*)ノ

宿泊プランはあえて夕食無し。
穴子丼や牡蠣料理を好きに注文することにしていたのだ。

メニューは大変わかりやすく、主要な料理はほとんど2310円だった。


まずは宮島ビールでかんぱ~い!!
なんと超優しい女将さんがサービスしてくれた♪

山一別館 宮島ビール

お待ちかねの宮島名物!!
まず出てきたのが
焼きかき!もちろん2310円。

山一別館 焼きかき2310円

なんとΣ(゚д゚lll)イイノ?
本来5つのところを、1人2つの8つに大サービスしてくれた(´∀`*)

パカッとピックで開けて牡蠣様御開帳!!
ドアップも撮ったけどグロかった(;゚Д゚)ウワ!

しかぁし!味は当然のように絶品!!
奇をてらったものは何もなく、純粋に素材の味を楽しめるのでありました。

山一別館の牡蠣 色々サービスしてくれた♪

かきフライも1人2つに大サービス!
お、女将さん・・・旦那さんに怒られない??平気!?

2310円!
山一別館 かきフライ2310円

フライののり(?)も上手で、これも純粋に牡蠣を楽しめる味付けだった。

外人さんに知られているお店のようで、何組か出入りしていた。
女将さん、けっこう普通に喋っていた。


そしてそして、メインディッシュの穴子丼!!

以前姫路で食べた穴子が、小骨盛りだくさんで食べるたびに骨が歯茎や喉に刺さった上、大して美味しくもなく山椒の味だけがいやに口に残る旅部最大級の失敗グルメだったことがあり、本場宮島で穴子の巻き返しをはかる!


一口目をぱく!
はいはいはいはい!きましたね(嬉)
これだよ!!こういうのを待っていたんだ!

2310円!
山一別館 優しい味の穴子丼

なんと表現したものか・・・
優しい感じ?

これは多分ウナギと比べちゃってるからなんだろうけど、
心の中に優しく問いかけてくるような、そんな感じでありました(分かりにくっ!)

山一別館 穴子丼2310円

ついに巡り合えた本物の穴子を堪能し、ライトアップを見ようか先に風呂入るべかと悩んでいると、女将さんがライトアップの時間を教えてくれて、先に風呂を勧めてくれたので仰せのままにしたw

山一別館は、部屋にはビジホっぽい風呂があるけど、別に大浴場を用意してくれてある。

山一別館の大浴場 錦水別荘

トンネル一つくぐりぬけ、徒歩2分程にある
「錦水別荘」
の展望大浴場(温泉じゃないよ!)の畳風呂に入ることができる。

湯~ったり旅や日常の疲れと生意気な湿疹を癒し、さぁ嚴島神社のライトアップだァ☆ミ


ちなみに、以前来た時の宿泊は
「錦水館別館」時代の錦水別荘だったので、懐かしかった♪

錦水館別館時代の錦水別荘


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日本全国を巡ってます!
ひとつひとつの旅がつながりあって、いつか一本の壮大な物語になる!!
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