名古屋出張業務外報告③

 最終日、5月22日(日)は時々雨が降るちょっと残念な曇り空・・・

ユーキホテルチェックアウト 7:40
ユーキホテル

 地下鉄伏見から、一日乗車券を購入し、さらにリニアモーターカー・リニモに乗ってまず向かったのは・・・

 長久手古戦場跡♪

 小牧長久手の合戦は、信長亡き後の秀吉と家康の事実上の覇権争いで、いずれ詳しく紹介したいと思うが、戦闘では家康が勝利し、戦争自体は秀吉の外交勝利だった。結果として、家康が戦闘で秀吉に土を付けたことは、秀吉亡き後その声望で諸侯の畏敬を得、天下取りの大きな礎石となる。

古戦場公園 8:35
長久手 古戦場公園

 古戦場は公園になっており、その当時の布陣の様子や地理の様子が庭園風にモニュメントになっていた。

長久手の地形と合戦陣形を模している
長久手の地形と合戦陣形を模している

 リニモの古戦場駅から長久手を望見できたが、やはり本なんかで読んだイメージとはだいぶ違った。結構狭い平野部かと思っていたけど、割と広々とした所だった。

9:00
リニモから眺める長久手古戦場

 再び電車に乗って動物園のある東山公園駅で下車。
 別に動物園に行くのではなく、ちょっと降りてみて、一駅ばかり歩いてみることにした。

城山八幡宮 9:45
本山 城山八幡宮

 本山の城山八幡宮は織田信長の父の信秀が築城した城・末森城があった場所である。

末森城址

 遺構はちょっとした堀跡なんかが残っていた。

城山八幡宮 本殿

 ちょっと歩いて、また地下鉄に乗って一旦名古屋駅へ戻り、駅でひつまぶしを食べた!

香楽のひつまぶし 10:53
香楽のひつまぶし

 今回は、実は地下鉄巡りだったりする。
 一日乗車券を最大限活用して、mixiゲームの「まちつく!」のスタンプ押しつつ、適当な駅で降りてみて、駅近辺にある名所に立ち寄ってみた。
 地下鉄はどんなところにも行けるような気がするくらい多彩で、「尾張名古屋は地下鉄で持つ」くらいの勢いだった。

名古屋地下鉄の土日エコキップ

 「ドニチエコキップ」という、600円のフリーキップを今回使ったけど、何回も乗り降りしたし、ほぼ全線へ行ってみたので、完全にお得な地下鉄巡りだった。

鶴舞公園 12:20
鶴舞公園

 名古屋初の都市公園、「鶴舞公園」は、一年中色々な花が咲いている公園で、今回はバラが綺麗に咲いていた。

鶴舞公園のバラ

 曇り空からだんだん雨に変わり、鶴舞公園ではかなり雨に打たれるハメに・・・

鶴舞公園の池

 それでも気合いでバラとか、池とかを何事もなかったかのように見て、地下鉄に再々度乗り込んだ。

でら!珈琲

 八事山興正寺は、重要文化財の五重塔が立派にそびえていて、奥の院にはお不動様が鎮座していた。

重要文化財五重塔 14:15
八事山興正寺 重要文化財五重塔

 ちょっと不思議だったのが、奥の院から別の山門に出て行くルートを歩いていたはずが、なぜか元来た道をいつの間にか歩いていたこと。

興正寺 奥の院のお不動様

 もしやあやかし・もののけに憑かれたか( ̄□ ̄;)!!

 小牧城にも行ってみた。

16:00
小牧山城 主郭跡

 小牧城は小牧駅から20分ぐらい歩くと。小高い丘のような山が城跡だった。

小牧山から名古屋方面を望む
クリックで大き目の画像

 城からの眺望は沃野の尾張平野が一望でき、かなり素晴らしい景色だった

 いよいよ夕方、日も傾いてきたので、そろそろ帰る時間。最後に名古屋駅で最近名古屋グルメに台頭してきた台湾ラーメンを食べた。

17:54
台湾ラーメン

 台湾ラーメンは・・・辛い
 担々麺と似ているけど、ちょっと違うんだよなぁ・・・ナゴヤコーチン温卵も食べて、ラーメンもコーチンも大満足♪

 お土産に大州のういろうを買って、新幹線に乗り込んだ。

新横浜 20:10
のぞみちゃん容赦なし(泣)

 のぞみちゃんの速度といったら、旅の余韻から容赦なく現実に引き戻すような凄まじいスピードで、あっという間に新横浜に着いた。

 名古屋-新横浜間と同じぐらいの時間をかけて、浦賀の家まで帰った。
 いや~、名古屋出張、大変だったけど面白かったぁ!!食べ物もおいしかったし☆いいわぁ、名古屋♪

 こーして、ちゃっかり観光もしつつの名古屋出張は無事終わったのでした。


 おっしまい!



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名古屋出張業務外報告②

 5月21日(土)はビジネスホテル 第3スターナゴヤ(¥3700)で明けた。

宿泊出張の朝は何だか不思議な気分だよね。おはよ~! 8:45
ビジネスホテル 第3スターナゴヤ

 朝食はコメダ珈琲店でモーニング♪

コメダ珈琲店でモーニング

 これも取材の一環だったりする(自腹w)
 この日はまさかの一日中オフィスでカンヅメとなった。。。

大真面目!

 想定では昼過ぎには作業が終わって、リニア関係の取材に意気揚々と出かけるはずだったのだが、まさかのデスクワークがガチになったため、全員が意外なガッツリ作業に小首を傾げながら、すさまじい疲労感と共に一日があっという間に過ぎていった。。。

どえりゃ~量だぎゃなも!! 12:40
あんかけスパゲッティ

 そんな中でも、お昼はあんかけスパゲッティを食べに外へ出た。スパは想像以上の分量で、セットのサラダもプリンも単品並みの量で、しかもどれも美味しくて大満足だった。

 名古屋の食べ物はやたら量が多い。

 「尾張名古屋は食で持つ」
 
 そんな印象だった。

吉田きしめん 17:30
吉田きしめん

 夕方、疲労困憊できしめんを食べたメンバーは、ここで解散。
 名古屋の人も横浜の人も、全員帰ってしまったので、ここから先は1人ぽっち。

 そう、待ってましたの・・・

 フリーダム!!

 ここから先は俺の時間。
 ぬたーむタイムだぜひゃっほーいアゲアゲ(ムキ)

 名古屋駅でメンバーと別れて、ひとまず伏見のホテルにチェックインすることに。
徒歩20分ぐらいで着くところ、少し迷って隣の丸の内駅に着いてしまい、地図見ながら30分ぐらいで宿泊のユーキホテルに到着。

ユーキホテル伏見にチェックイン! 19:00
ユーキホテル伏見にチェックイン!

 部屋は¥3000の格安、椅子も机もない、辛うじてベットとテレビとバストイレの着いた部屋。でもま、寝るだけなんだし十分だね(´.`)v

 15分ぐらい休憩して、ちょっと疲労感を覚えつつも夜の名古屋巡りに!!
 徒歩でむかうはもちろん

 名古屋城☆

 先程通った丸の内駅を通り過ぎ、しばらく歩くと、見えてきましたライトアップの天守 (b^ー°)
 節電が心配だったけど、煌々と夜の巷に輝いていた。

19:50
名古屋城ライトアップ1

 もちろん、夜なので天守内はおろか、公園内にも入れないので、ぐるりと内堀沿いに一周。
 城の西側から攻めて、ユーキホテルの5倍ぐらい値が張りそうなホテルの横を歩くと、現存の櫓、西北隅櫓がライトアップされていた。

名古屋城西北隅櫓ライトアップ

 こちらは、コンクリートの天守とは違い、江戸時代から残っている櫓で、規模も地方の天守並みに大きく、美しい!

名古屋城西北隅櫓ライトアップ2

 現存の高知、宇和島、丸岡城の天守を凌ぐ、あきれた大きさなのだ。

 そのまま名城公園の方向へ歩くと、さっきから遠目に見えていた天守が、だんだん近く大きく見えてきた

尾張名古屋は城で持つ。ど迫力!! 20:17
名古屋城ライトアップ2
クリックで大き目の画像

 ここぞとばかりに三脚を広げて、何ヶ所かの角度で夜景撮影!公園はカップルが多くて多少気まずかったが、

 でもそんなのかんけーねーwww

 今度は城の東側をてくてく。ここはほとんど城は見えなかったけど、南側に突き当たってそのまま歩くと、現存の城門があったりして、それも艶めかしくライトアップされていたので、入念にパシャ

疲れも忘れて 20:35
二之丸大手二之門ライトアップ

 名古屋城は日本三名城の名に恥じない素晴らしい城なので、いずれは名古屋城単体で紹介したいと思う!!

 ここまでかなり歩いた感があったけど、元気出して名古屋最大の繁華街、『栄』へ。名古屋テレビ塔を目指した。

まさに、夜のナゴヤにそびえる金字塔!!
名古屋テレビ塔ライトアップ
クリックで大き目の画像

 途中の公園で、NPO法人が無職の公園に住んでいる人たちに食料を配布する場面に遭遇した・・・
 片や名古屋の繁華街・栄で豪遊するものもあり、片や仕事の余った時間で夜の名古屋を徘徊する浦賀人あり、片や公園で毎日途方に暮れる者あり。。。

 世の中に平等なんてモノはほとんどない。
 誰でも最後は死ぬってことぐらいしかないな。

絶景!! 21:25
名古屋テレビ塔からのナゴヤ夜景

 テレビ塔からの景色は絶景で、名古屋城も駅方面もキラキラと輝いていて、まさに恋人の聖地・・・

 そう、ここは恋人の聖地・・・居づらかった
 なにせ、エレベーターを降りた途端に「え?そんな施設だった??」と思わせるようなピンクのハートのモニュメント。いかにもチックな恋人の聖地でしたね。。。

名古屋城もよく見える。
名古屋テレビ塔から夜の名古屋城

 同じく迷い込んでしまった小学生の子供達が変に気を遣ってカップルと一緒にエレベーターに乗ろうとしない。乗ろうとしないエレベーターに俺は関係なく、三組のカップルと共に乗り込んでやった。スーツ姿でな。

 塔から降りて、ホテルに戻ることにした。栄の繁華街を突っ切って帰る。・・・これも地理に明るい人にはわかるだろうけど、かなり歩きまくってると思う・・・

 栄でラーメン屋を探してると、フィリピンぽい人に勘違いされて「おにさん、おにさん。3000円3000円いいとこ。あるよ」
 今夜はおにさんは鬼さんじゃないので、よさそうなラーメン屋あったけど、フィリピーナが通せんぼして寄り難かったから食べないでそのまま帰った。

 7時過ぎぐらいに出発し、10時過ぎぐらいにホテルに戻った。。。
 コンビニで買ったチョコとヨーグルトを食べて、風呂入って翌日のルートをマップル見ながら考えておやすみ~!!

 不快なくらい心地よい疲労感wを感じつつ、爆睡!!


 つっづく → Go!!

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珍風景4

日本一きれいなトイレのあるお店

 三重県伊勢市。日本一きれいなトイレのあるお店。

日本一きれいなトイレのあるお店2

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名古屋出張業務外報告①

 2011年5月20日(金)0:30 横浜は天理ビル前、名古屋方面行きの夜バスに乗り込んだ。
 目的は支社でのプレゼン&会議(カッコつけてプレゼンなんて書いてるけどそんな大それたモンじゃない爆)

 夜バスは一回、博多まで行ったことがあるので、途中下車の東岡崎ぐらいなら、目と鼻の先だw

東名 日本坂PA 2:50
日本坂PA

 2900円の格安、2列シートだったので、隣で知らないオッチャンが携帯いじったり大股でイビキかきながら寝てたりしたけど、案外気にもならず、負けじと大股でまどろんでみたり、考え事してる間に未明、4:50、名鉄東岡崎駅前に到着した。

 早朝に着いたため、始発はまだ。ま、それも実は予定通り♪名鉄東岡崎駅から歩いて15分ぐらい、岡崎城へ向かった!

東隅櫓
岡崎城 東隅櫓

 前に岡崎城に来たときは、車で直接城の直近の駐車場だったので気付かなかったが、かなり幅の広い乙川が城の雰囲気とマッチしていた。

再建の大手門 5:15
再建大手門で

 朝日を浴びた天守は、なかなか良い感じで、天守すぐ横の龍城神社に参拝したマラソン姿のおねいさんと爽やかな朝の挨拶をした☆

龍城神社と朝日をあびる天守とマスクでスーツでビズな俺
龍城神社と朝日をあびる天守

 もちろん天守は営業開始前なので、そそくさと城を後に、東岡崎へ戻った。すでに電車は始まっていて、事前に調べた時間にキッカリ乗車。

名鉄 東岡崎駅 5:40
名鉄 東岡崎駅

 むかうは・・・

 長篠!

 地理に詳しい人はわかると思うが、長篠は目的地の筈の名古屋とは見当違いの方面で、豊川稲荷駅で飯田線に乗り換える。JR豊川駅で、ひとまず電車待ち。コンビニで朝食購入。納豆巻きを食べ、牛乳を飲んで元気いっぱい☆☆

 飯田線は、超ローカル無人駅。しばらく揺られて、冗談みたいな長篠城駅に到着。

こりゃ大変だ爆 7:15
長篠城駅

 この一帯が長篠城跡で、まだ朝方で小学生が集団登校する中を突っ切って長篠城本丸へ向かった。

長篠城址 史跡保存館
長篠城址 史跡保存館

 本丸で余念なく写真を取りまくって、今度は遠景を望むため川の反対側へ。

7:40
長篠城本丸跡

 一旦長篠駅方面に戻り、大きく迂回。結構歩く。ちなみにスーツ姿w

飯田線長篠城駅付近

 滅多に来ない電車を激写w

飯田線 中部天竜行き

 寒狭川(左)と宇連川(右)の合流地点である本丸・野牛曲輪跡は、要害を思わせる、それでいてなかなかの景観でもあり、ダンプカーがガンガン通る狭い橋でしばし城跡の遠景を見つめるのであった。。。

長篠城全景 8:12
長篠城全景

 武田と徳川が守る長篠城の攻防で激烈な死を遂げた鳥居強右衛門の忠君の精神は、まさに徳川の三河武士の団結力の象徴となった。

鳥居強右衛門磔死跡之碑
鳥居強右衛門磔死跡之碑

 長篠城駅から一駅歩いた鳥居駅で十数分電車待ち。人っ子1人いないので、退屈しのぎにホームに座ってみたり、何枚かポーズを変えつつ写真を撮ってみた。

鳥居駅。鳥居強右衛門にちなんで付けられた駅名だ 8:36
鳥居駅にて

 豊川駅に戻る。有名な豊川稲荷がほど近かったので、折角だから立ち寄ってみた。

豊川駅すぐの 表参道。 9:25
豊川いなり表参道 なつかし青春商店街

 なつかし青春商店街なる、ちょっと黄昏な表参道を抜けると、すぐ豊川稲荷だ。

豊川稲荷

 門前町も含めてかなりの規模のおいなりさんだ。本殿も立派。

豊川稲荷本殿

 霊狐塚の狐さん達は圧巻!!

「一枚失礼します」と挨拶し、撮らせてもらった
霊狐塚の狐さんたち
クリックで大き目の画像

 で、事前に調べた時間の電車に乗るため、稲荷からダッシュで名鉄豊川稲荷へ!
 電車に飛び乗って、しばし安息の風景を眺める。東岡崎を再び通り過ぎたのは、すっかり日も昇った10時すぎぐらいだったかな??

 次の下車は、中京競馬場前。ここは、

 桶狭間古戦場跡

11:00
出張時の桶狭間古戦場跡

 ひっそり今川義元の墓もあった。
 
今川治部大輔義元墓

 犬散歩のふてぶてしい感じのおばあちゃんが邪魔で写真がちょっと不満(苦笑)
 ここは東海道沿いだから、いつか歩いてここまで来るんだろうなぁ!!(←クリックで東海道目次へ)

 古戦場を後にし、名古屋へ。ここからは、お仕事(笑)
 名古屋支社の人と合流して、お昼ご飯へ。

13:40
名古屋○八食堂

 名古屋名物店が何点か入っていて、色々食べられるマルハチ食堂で矢場とんのわらじとんかつをご飯二杯で頂いた!美味♪

矢場とん わらじとんかつ

 自腹とはいえ、実はこれも今回の仕事の一環だったりする。

 その後、TOYOTA産業技術記念館の取材に向かう。

14:30
トヨタ 産業技術記念館

 記念館は「かなり金かけてるなぁ」と感心しきり、場内説明のおねいさんは何十人単位で常駐してるし、ボタン一つで織機の自動演習とか、プレス機、車好きにはたまらないんだろうなぁ、と思わせる自動車の展示などなど、大がかりな展示が数多くあった。

トヨタの原型は「豊田自動織機」という織機メーカーだった
自動織機

 ロボットの演奏はまさにトヨタのガチを見せつけられるような印象を受けた。

パートナーロボット

 次に「ノリタケの森」へ。ここもかなり金が・・・そればっかり(笑)
 5250000円のひな人形など、度肝を抜かれるブランド価格の陶磁器の数々を観賞。残念ながら写真撮影は禁止でしたね(o´3`o)

ノリタケの森 箱庭のような高層ビル群 15:55
ノリタケの森

 それにしても、よく歩いた・・・
 取材自体もかなりの脚力を使ったが、やはり朝からの強行日程が疲労を増大させ、夕方のオフィスでのプレゼンはヘトヘトで臨んだ・・・

 説明会(←あくまでプレゼンw)では、支社特有の悩みとか、要望を聞けたりして、かなり有意義だった。その後の懇親会でも、酒を飲んでこそ聞ける、やはり独特の悩みとか、意見などなど、楽しみつつも真剣な場面も覗けたりして、かなり参考になった。

 食事はかなり大満足!!量は多いし、美味しいし、特に国産和牛のせいろ蒸しは、本当に美味しく、量もハンパじゃなかった(*´∀`*)

和牛せいろ蒸し

 ・・・夜中にホテルにチェックインして、長っがぁ~~~い一日が終わった。
 明日は朝から昼まで会議~┐('~`;)┌

 そう、忘れてはいけない。あくまで目的は「ぷれぜん」と「かいぎ」だったのだ!!!!


 つづっく → Go!

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東海道五十三次 10 平塚宿~大磯宿

 大磯宿(八番目の宿場)への道

歩道橋から平塚宿江戸見附跡 15:45
歩道橋から平塚宿江戸見附跡

 整備された江戸見附からは平塚宿である。平塚宿から大磯宿までの道のりは2.9kmと、東海道五十三次中3番目に短い。

平塚宿高札場の蹟

 高札場とは、切支丹禁制や徒党の禁止など、幕府や領主の法令や通達を書き記した木の札で、各宿場や村々に設けられていた。

 宿場内の花壇には、この時期らしく紫陽花が綺麗に咲いていた。
 いつの頃からだろう。紫陽花をあじさいと呼ぶようになったのは・・・
 なんとなく、そんなことを思った。昔の人も、じめついた時期に大輪に花咲く紫陽花を街道の片隅に垣間見たであろうか。

平塚宿の紫陽花

 問屋場とは、人馬の継立や御用旅館の手配をはじめとする宿駅の業務を取り扱う場所であった。

平塚宿東組問屋場の蹟

 平塚宿はこうした宿場の旧跡がよく整備されている。
 東組の問屋場を過ぎ、本陣跡を過ぎる。西組問屋場は、今は消防団の建物となっている。

西組問屋場の跡もこのようにそれらしく(?)なっている。
平塚宿西組問屋場の蹟
 
 西組問屋場跡のすぐ北、「平塚の塚」がある。

平塚の塚緑地 16:03
平塚の塚緑地

 『新編相模国風土記稿』の伝えるところでは、桓武天皇の三代孫、高見王の娘政子が、東国へむかう旅をした折
、天安元年(857)二月この地で逝去した。柩はここに埋葬され、墓として塚が築かれた。その塚の上が平らになったので、里人はそれを『ひらつか』と呼んできた。最初は『たいらつか』と呼ばれていたとも伝わっている。

右手の柵で囲われたところが「平塚の塚」である。
平塚の塚

 つまり、これが「平塚」の地名の由来なのであり、その由緒は平安時代と、まことに古い。

16:15
平塚宿京方見附之跡

 平塚宿の最後尾、京方見附から先は国道1号に合流する。花水川の手前、東海道の新しい道しるべ、歩行者の休憩所として作られた平成の一里塚がある。

平塚宿 平成の一里塚

 花水川を渡り、ほどなく高麗山の麓に鎮座する高来神社がある。高来は たかく、と読み、高麗山は こまやま、と読む。

高来神社

 高麗、高来は天智天皇の時代に、唐・新羅連合軍に滅ぼされた高句麗の王族がこの地に逃げのびて土着した事に由来する。神社の創建自体は更に古く、神武天皇の時代であるとされる。まさに神代の昔からのお社なのだ。
 近隣の人たちからは「高麗(こま)さん」と呼ばれ親しまれ、境内では子供らが戯れていた。

16:30
高来神社参道

 車屋という水車の印象的なお蕎麦屋さんを眺めながら、道は旧道へ入る。

車屋

 当時の大磯の代表的女性(何基準?)の虎御前が朝な夕な化粧をしたと伝えられる化粧井戸。

化粧井戸

 化粧(けわい)坂は、その井戸にちなんでつけられた名である。
 道は東海道本線を斜めに突っ切るが、今は地下道をくぐる。

化粧坂

 このあたりは、匂い立つように旧道の趣のビンビン臭う道だ。

 やがて見附跡の看板が目に入る。いよいよ大磯宿江戸見附に至り、宿場内へ入ってゆく。

16:59
大磯 民家の道標

 旧道の民家には、このような粋なはからいの道標もあり、好感度大だ!
 東海道は再び国道1号に合流し、大磯駅にて今日の東海道ウォーキングは幕を閉じるのであった。
 
東海道本線 大磯駅 17:10
JR東海道本線 大磯駅

 東海道もようやく本格的になってきた感がある。道もいわゆる東海へ向かう道となり、趣のある松の並木や旧道も増えてきた。次の宿場は、城下町小田原。その次が難関の箱根の関、そして伊豆国三島へと向う。いよいよ、未知の街道を歩き始める高揚感を押さえつつ、この日は快い疲労感と共に家路を辿るのであった。


つづく。


※平塚~大磯MEMO※
◎参考地図
平塚宿
平塚~大磯への道のり
大磯宿

◎歩行距離:2.9km
(1日:藤沢宿(6) -13.7km- 平塚宿(7)-2.9km- 大磯宿(8) 計16.6km (通算65.4km/492.1km))

◎時間:15:45~17:10 1時間25分
(1日:7時間25分 通算:22時間30分)

◎会計
・交通費(帰り)JR¥650
・小計 ¥650
・~平塚¥1130 ~大磯¥650 ~前回まで¥7380
合計¥9160


平塚宿 ← ※目次※ → 小田原宿

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ぬたーむ

Author:ぬたーむ

日本全国を巡ってます!
ひとつひとつの旅がつながりあって、いつか一本の壮大な物語になる!!
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ブログはつれづれ、旅はガチ、歴史はぼちぼち
そんな毎日でありたいなw

★旅行ガイド専門サイト★
『たびねす』『itta』
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