15 回想録② 福井浦賀人旅なのに申し訳ないけど石川県の尼御前岬

2009年5月5日。
東尋坊なんかを見終えたあと。
金沢へ帰る途中。

尼御前SA

SAから直接海へ出られる。
のと里山海道の高松SA同様。
SAの良き在りかた。

越前加賀海岸国定公園。

越前加賀海岸国定公園 尼御前岬

兄弟が相争った源頼朝と源義経。
義経の侍女であった尼御前。
安宅関に向かうにあたり、足弱の自分がいると足手まといになると考え自ら海へ身を投じたという。

尼御前像

岬から北はスレンダーで美しい脚線美を持つ地形。
岬はいきなり突出している印象だ。
岬の南は加佐ノ岬などゴツゴツした地形が目立ち始める。
ご存じ東尋坊もその一環といえる。

尼御前岬 海

景勝であるがふと疑問が沸く。
低すぎやしないか。身を投じるには。

尼御前岬 遊歩道

東尋坊に身を投じたならまだしも。
だが、かえってリアルにも思える。
街道沿いでもあり、遮二無二、身を投じたのであろう。

尼御前岬

いつしか、尼御前岬と呼ばれるようになる。
この日の海は、穏やかだったな。

テーマ : さきっちょ(岬・灯台)巡り
ジャンル : 旅行

石川夫婦旅 目次

2015(平成27)年8月1日(土)~8月3日(月)
石川夫婦旅 -Ishikawa Meoto Tabi-

目次


1日目 8月1日(土)

1 小矢部川SA 小矢部ホワイトラーメン

2 加賀片山津温泉 総湯

3 加賀橋立重伝建地区 北前船の里資料館

4 加賀国一宮 白山比咩神社

5 ひがし茶屋街① 茶ゆ で東山アイスもなか♪

6 ひがし茶屋街② 照葉 で加賀食ランチ♪

7 ひがし茶屋街③ 路地でお洒落小物大発見♪

8 主計町茶屋街おさんぽ

9 ひがし茶屋街④ 烏鶏庵の金箔ソフト♪

10 にし茶屋街を少し。

11 第34回 野々市じょんからまつり

12 尾山神社夜景と回想録

13 主計町茶屋街とひがし茶屋街の夜を行く

14 ひがし茶屋街⑤ 『Bar粋蓮』でほろ酔い気分(*´ω`)


2日目 8月2日(日)

15 香林坊の朝

16 世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス 広坂本店

17 回想録・長町武家屋敷跡

18 回想録・金沢の町をそぞろ歩いた記憶

19 金沢城跡 ~復元進む古城址~

20 日本三名園 特別名勝 兼六園

21 金澤屋珈琲店!パフェに珈琲に大満足♪

22 ひまわり村!35万本のひまわり迷路!

23 のと里山海道① 高松SAの地元グルメ☆

24 のと里山海道② 千里浜なぎさドライブウェイ!日本唯一の砂浜道路☆

25 のと里山海道③ 別所岳SAの展望とヤギ

26 のと里山海道➃ 回想録・羽咋のジョジョと能登国一宮 気多大社

27 能登の軍艦島・見附島と恋路海岸

28 聖域の岬 珠洲岬は日本三大パワースポットらしいのだが。

29 能登半島最先端!!禄剛崎!!

30 奥能登日本海側夕日を追いかけて…

31 世界農業遺産 白米の千枚田 その夕日

32 輪島① 割烹 名月の絶品ノドグロと名物店主と輪島塗の器!

33 輪島② 輪島旅情☆ホテルルートイン輪島


3日目 8月3日(月)

34 輪島③ 日本三大朝市 輪島朝市

35 輪島➃ ふらり湯楽里の足湯と周辺を歩く

36 輪島⑤ 鉄板焼き 勝ちゃんでついに能登牛丼を食べる!!

37 輪島⑥ 元輪島駅!ふらっと訪夢でまったりしてみる

38 日本名水百選 古和秀水

39 重要伝統的建造物群保存地区 黒島

40 和倉温泉と織姫の里に立ち寄って帰ろう。

41 能登の城めぐり回想録① 末森城

42 能登の城めぐり回想録② 小丸山城址

43 能登の城めぐり回想録③ 七尾城跡

44 有磯海SA上りで夜ご飯 ~旅の終わり~

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

43 能登の城めぐり回想録③ 七尾城跡

2009年5月4日(月)
城めぐり好きなNに引き摺られて「何もない」城跡巡る浦賀人6名の記憶。

百名城全制覇を意気込んでいたこの頃は、近寄れば必ず城に立ち寄った。
七尾城は険しい山岳を巧みに利用した縄張りで、能登守護畠山氏の築城である。

まず七尾城史資料館で七尾城に関する情報を仕入れる。

七尾城史資料館

郷土の資料館は、地元の研究家の汗と努力の結晶といえ、考察も歴史家の退屈なそれとは違い、ダイナミズムに溢れている。

資料館脇には七尾城の本丸への藥医門であったとされる城門が立てかけられていた。

七尾城史資料館 城門の扉

今2015年。如何にも朽ちそうだったけど、6年経ってもまだ同じ場所に設置されているようだ。


懐古館 飯田家は180年前の庄屋の住宅で、庭園もあり静寂な雰囲気のある古民家だ。
囲炉裏で座って、火もついていないのにまったりしたりした。

城門の扉 懐古館

駐車場はすでに山城の中腹なので、本丸へもサクサク登城できてしまう。

七尾城跡 本丸へ

それでも登城のさなかの堀切や曲輪の跡を眺めながら歩けば、七尾城の規模の壮大さは充分に感じることができる。

七尾城跡 堀切

散策路は歩きやすく整えられている。ただ杉林なので花粉症だったらまず春先は歩きたくない…

七尾城跡

七尾城といったら、この桜馬場五段石垣だろう。
日本五大山城と呼ばれる七尾城は、だいたいこの構図の写真で説明される。

七尾城跡 桜馬場五段石垣

七尾城跡 桜馬場の五段石垣

城郭鎮護のかなめ石。その巨大さから九尺石と呼ばれる。
この先が二の丸跡である。

七尾城跡 九尺石

三方が絶壁の二の丸から本丸跡の石垣を眺める。
見事、石垣の段々畑だ。本丸は三段石垣である。

七尾城跡 本丸跡石垣

城山神社が鎮座する本丸跡は、厳つい野面積の守備的な印象が覆るように静か。

七尾城跡 本丸跡

城址碑は素晴らしくでかい。
3m以上あるんじゃないか?

七尾城址碑

本丸からの景色は絶景この上ない。
他の山城の景色を思い出すのだが、七尾湾を見晴るかすこの見事な景観に比類する城は他に思い浮かばない。

七尾城跡 七尾城址碑より

安寧寺跡には畠山氏の墓碑や武士たちの慰霊碑がある。

七尾城跡 安寧寺跡

ここからの眺望も素晴らしい。

七尾城跡 安寧寺周辺からの眺望

霜滿軍營秋氣淸
數行過雁月三更
越山幷得能州景
遮莫家鄕憶遠征

上杉謙信が七尾城を落とした時にご満悦で詠んだであろう詩だ。

霜が降りて秋が清々しいなぁ。
雁(鳥)が列をなして飛んで行き、お月さんも綺麗だ。
越中越後(富山・新潟)に加え、能登の景色まで俺のもんだ
家族も心配だろうが、そんなことより戦じゃ~

能登の景色とはこの七尾湾を見晴るかす景色のことだろうか。


七尾城から一山向こうに、七尾城山展望台がある。
そこからの景色も素晴らしかった。
戦艦の主砲のようなカメラを、Nの持っているそれとは比べ物にならないくらい立派な三脚で、海へ沈んで行く太陽を撮影している人々がいた。

七尾城山展望台から能登島方面

展望台からは七尾城の段々石垣がよく見えた。
なんと丁寧に積まれているのだろう。遠目に見てこそ、本来の美しさが良くわかる。

七尾城山展望台から七尾城

夜は、七尾市内の鰻屋で晩飯とした。
浦賀人の旅先での鰻食はここから始まったのだ。

七尾 鰻屋 新公楽

鰻屋 新公楽のおっちゃんはとても気さくで、野球の話になってベイスターズのファンだということがわかり盛り上がった。
浦賀人は見栄を張り、「横浜から来ました」とかましていたのだ。
後に反省し、浦賀人であることを誇りに思い、ちゃんと「ペリーの来た浦賀から来ました」と語るようになるが、この頃は若かったのだ。

七尾 デカ山

デカ山という、七尾の祭り・青柏祭の曳山行事 (国指定重要無形民族文化財)の開催時期だったらしく、街中にはデカ山と呼ばれる山車が道をふさぐようにたたずんでいた。凄い迫力だった。

テーマ : 城めぐり
ジャンル : 旅行

42 能登の城めぐり回想録② 小丸山城址

2008年8月4日(月)11:40
弟を無理やり連れだして北陸フリーきっぷで連れまわしたあの夏の記憶。


石川県七尾市馬出町。
馬出という、城塞の一角を成す郭の名をいただく地名に位置するのは、小丸山城址である。

七尾駅

加賀百万石の祖・前田利家が能登一国の大名としてこの小丸山城を築いた。
もともとは要害の山城・七尾城が存在していたが、政治経済の不便さから、小丘陵といってよい小丸山を選んだ。

小丸山公園

今は小丸山公園となっているが、この後に金沢城という一大巨城を築くことを考えると、この小丸山城は、規模こそ中程度とはいえ、前田利家その人の築城思想が窺い知れるのではないか。そんな思いで嫌がる弟を引き摺って、金沢からこの「何もない」場所へと電車でゴトゴト来たのである。

三更橋は上杉謙信が七尾城を攻め落としたときに詠んだとされる詩から付けられたと伝わる。
金沢城にも本願寺のものといわれる極楽橋があったなぁ。

小丸山城址 三更橋

本丸と天性丸の架け橋である三更橋だが、もともと一つの丘陵であった本丸と天性丸を、能登中の15~65歳の男を結集し、5日間ずつの夫役で堀割をしたという。

雪の多い地域であるため、「氷室」という雪国独特の施設もあった。
氷室に雪を踏み固めて保管することで、夏でも冷たい氷が使えた。

小丸山城址 氷室跡地

氷室は昭和に入り市内に氷工場ができた頃までは城下の魚町周辺の魚屋に利用されていたという。

利家がここを本拠とした時期は1年足らずで、その後30年程あとの一国一城令で廃城となるが、二基ほど櫓が建っていたようで、櫓の跡地には日蓮宗の日像菩薩の像があった。


「前田利家小丸山城址」と銘打たねばならぬほど、前田の本拠としての知名度は乏しく、史跡としても公園化が進み往時をしのぶのは一難でもある。

史蹟 前田利家小丸山城址碑

2002年に放送されたNHK大河ドラマ「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」の前年に、ドラマ放送を記念して利家とまつの像が建立されている。

小丸山城址 利家とまつの像

小丸山公園は庭園としても整備され、季節の花々が市民の心を和ませる。

小丸山城跡

夏のうだるような蒸し暑さの中、七尾城を目指そうと駅の案内所で問い合わせるのだが、歩くのは遠いと言われ、では確かレンタサイクルがあったはずと尋ねると、そこを行った先、左折で自転車販売店がある。
「そこで、個人でレンタサイクルやってたはずよ。でも、もうやっていないかも。やってたかどうか帰りに教えて!」

と言われ、行ってみると無骨そうな男性が古びた自転車をいじっていた。
「やってないよ」
とぶっきらぼうに言い放たれ、途方に暮れつつ近所の甘味処に入ってみる。

「なにかごようですか?あ、お客さんか」
どうも七尾の人々は都会離れしているというか、穏やかでおおらかなようだ。
旅狂いのあけぼのを迎えていたNであったが、こういうのって良いな、なんて思いながら、確かこの時はあんみつを食べたかもしれない。

帰りに案内所に寄り、店は存続していたがレンタルは廃止されていた旨連絡し、七尾を後にしたのである。

テーマ : 城めぐり
ジャンル : 旅行

41 能登の城めぐり回想録① 末森城

2011.05.01(日)18:30
北陸飛騨浦賀人旅の〆として、Kのリクエストで立ち寄った末森城!!
もうすっかり宵の口で、恐ろしい夜の山を登るのであった汗

加賀国と能登国を結ぶ交通の要所である末森城は、越中国地頭であった土肥親真(どいちかざね)によって築城されたという。
戦国時代の人だ。後、上杉謙信の侵攻に降伏し、そのまま末森城を与えられていた。

末森城跡 標識

能登畠山氏の家臣だったとする説もあるが疑問符もある。
越中、能登で勢力のあった畠山氏と、軍神・上杉謙信の間で上手く立ち回ったというのが彼の所在の謎の真相かもしれない。

その証左と云えるかはわからないが、織田の柴田勝家軍が攻めたとき、これも降伏し、前田利家の与力的な立場をゲットしている。
さらに前田利家の妻・まつの姪を娶り立場を固めている。なかなかの世渡り上手だったのだろう。

史跡 末森山古戦場

本能寺で信長が死ぬと、羽柴秀吉が一気に台頭。天下人への道を突き進むが、立ちはだかったのが織田信雄と徳川家康の織田・徳川連合軍だった。
羽柴と織田・徳川連合軍が小牧・長久手で対峙すると、それに呼応し越中の佐々成政が羽柴側の前田と対峙・末森城を15000の兵で囲んだ。

末森城跡

宵の口の末森の山登りは、気の小さい浦賀人3名には充分肝試しであった。
奥村助右衛門好きなKは張り切ってどんどん登っていく。

この城は奥村永福…「花の慶次」という漫画の影響で奥村助右衛門といったほうが通りが良いのだが…が、佐々成政に攻め立てられた時に1500という10分の1の寡兵でこれを死守し、援軍到着まで持ちこたえた。
この戦いの凄まじさは、先の土肥親真の弟である土肥次茂が討死するなど両軍で750人の死者が出たという。

末森城跡からの日本海

これを世に「末森城の戦い」という。

本丸までは急いで15分程かかった。ゆっくりなら20分か。
本丸には末森城の案内文と、末森城の戦いの案内文があった。

夕陽が沈んだ後の日本海が見えている。
水田と海の境界があいまいになる時間帯だ。

2011年は東日本大震災のあった年である。
それから二ヶ月経っていない時期。海や、越前の海に乱立する原発が恐ろしかった記憶がある。

テーマ : 城めぐり
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